とある海外のフォーラムには、「水没したiPhoneを治す方法は生米に突っ込む」と書いてありました・・・。どこのサイトにも同じようなことが書いてあったのでちょっと紹介したいと思います。
水に落とした
iPhoneやipodtouch、もしくは他のスマートフォンを「プールに落とした!」「海に落とした!」「風呂に落とした!」「トイレに落とs・・・」などなど日々絶叫が聞こえてくる気がします。10万円近いスマートフォンを壊してしまったという気持ちで冷や汗が流れますね。
そこで、水没してしまったiPhoneを復活させる方法をご紹介したいと思います!
やってはいけないこと
1.ドライヤーで乾かす:熱で機械が壊れます。
ドライヤーで水を蒸発させて直す・・・。という方法ですが、そのドライヤーの熱で中身が壊れます。
それにドライヤーでは内部に入った水を除去することはできません。
2.電子レンジ:ぶっ壊れます。
これ、冗談なんかじゃないですよ。実際やる人いますので絶対にしないでください。
3.USB接続:ショートするかも。
とりあえず充電コードを指してみようなんてことをすると、ショートを起こして壊れる可能性が高くなります。
というか、とりあえず変なことはしないほうが良いです。
特別急がなければいけない理由はありません。まあ遅いよりは早いほうがいいですが、適当にやったら当たり前のように逆効果になります。
まず、すること
水没してしまったらすぐに水からと取り出してください。水から取り出したら次の5ステップを踏みましょう。
電源ボタンを長押しして、電源バーをスライドさせ電源をオフにします。
イヤホン、USBケーブルを外します。
iPhoneケースは水を溜めてしまう為、ケースからすぐに取り外します。画面の保護シールは水が入り込んでいない限り放置でOKです。
身近にある布などで表面の水をふき取る。特に注意して拭くがドック部分やボリュームボタン、ホームボタンなど。着ているシャツなどで拭くのが良いと思います。
イヤホンジャックの水分を綿棒などで吸い取る。綿棒がない場合は薄い服などをシャープペンで押し込んでも大丈夫です。
これらの手順を踏むと踏まないでは、iPhoneの復活率に大きな違いができます。
もはや電源ボタンが聞かない場合は、そのままで大丈夫です。
USBを差し込んだりしないようにしないでください。
米で直す。
用意するもの
米を使って水没したiPhoneを直します。用意するのは以下のもののみで大丈夫です。
ジップロックなどの気密性を保てる入れ物
生米(出来る限り乾燥したものの方が良い)
やり方
やり方は簡単で、ジップロックに生米をパンパンにいれその中に水没してしまったiPhoneを下記の画像のように入れるだけです。
ここで注意するのが、ジップロックにいれたらそのまま丸1日放置しておくことです。
途中結果とかは気にしなくて大丈夫なので、途中で中途半端に中身を確認したりしないでください!
まあなんとなく予想はつくと思いますが、iPhone内にある水分が全てお米に吸収されるといった原理だと思います。
間違っても炊いてあるご飯の中になんていれないでくださいね!(これも冗談じゃないです。本当に入れる人がいます・・・。)
取り出し
丸1日が経過したら、ジップロックからiphoneを取り出してください。
その時、なんとなく水がまだありそうだったり水がたれてきたりしたらまた米に戻し1日放置してください。
水がでてきそうな心配もなかったら、電源をオンにしてください。電源がついたらiPhoneを完全に直っていると言う証拠です。
下記の画像は海外で実際に成功した人のものです。
iphone-survives-water-drop-with-rice
保障される?センサーをチェック
iPhoneは水没した際にAppleからの保障を受けられなくなります。
それを確かめる方法は各部分に設置されているセンサーを確認すればわかります。
iphone-water-damage-sensors
このセンサーは液体に触れると赤色になるもので、赤くなっているともうメーカーからの保障は受けることが出来くなると思います。
もし赤くなってしまっていたら・・・。残念です。
アップルの保証はもう受けることはできません。
iPhone7 iPhone6, Plus ともに、iPhone5とセンサーの場所は同じです。
もし直らない場合・・・
専用の復活アイテムを買う
この方法は吸水性の高いビーズでiPhone内の水を吸い出すという方法で、米で直す方法と、やっていることはなんら変わりはありません。
実際のところ、この方法が正しい方法で米で直すというのは簡易的な方法なのでこちらのアイテムの購入もおすすめします。
ただ、米で直すという方法が使えないという訳ではなく実際直ります。