パソコンのバッテリーの寿命について

ノートパソコンやモバイルPCなどは、ACアダプタも付属しますが、バッテリーのみで動作します。(一部、液晶一体型パソコンもバッテリーで動作します。)持ち運ぶことを前提として作られているため、予備電源としてバッテリーが必要不可欠なのです。

デスクトップ型パソコンや液晶一体型パソコンには、基本的にバッテリーがありません。電源ケーブルやACアダプタを直接つないで電源を入れます。

今回のテーマでは、パソコンのバッテリー寿命について説明します。

  1. バッテリーの寿命(目安)

使い方にもよりますが2~3年使用するとフル充電した時の電池の持ちが初期の半分になります。(8時間のPCは、4時間以下になる等)

その時期を超えて使用すると、以下のような現象が発生します。

バッテリー側

  • まったく充電できなくなる
  • バッテリーのみで動作しなくなる

パソコン側

  • バッテリー充電ランプが常に点滅する

これらの状況で、バッテリーが寿命を迎えたことがわかります。

  1. バッテリーが寿命を迎えたら

2.1. バッテリーが寿命になったら、新しいバッテリーを購入し交換する

お使いのパソコンのバッテリーパックを外し、型番を確認して家電量販店やパソコンSHOPなどでバッテリーパックのみを購入し入れ替えます。交換する際、ドライバなどの工具は必要なく簡単に取り外し、装着できます。

2.2. そのまま、我慢して使う

ACアダプタを使用していれば、問題なく使えます。誤って、抜いてしまった場合は、パソコンは強制的にシャットダウンされパソコンのデータが消えたり、故障の原因にもなるので危険です。

  1. バッテリー購入時の注意点

3.1. 安いバッテリーに注意

AMAZONや中古パソコンSHOPなどで格安で販売しているものは注意が必要です。リサイクル品など、購入してもフル充電できない粗悪なものもあります。

3.2. 販売元が不明なものに注意

主に中国製などで正規品によく似た、粗悪品も販売されています。使用していたバッテリーパックの型番をよく確認して購入してください。

  1. バッテリーの劣化を抑える方法について

ノートPC用のバッテリーには2種類あり、特性に合わせた使い方すると、バッテリーの劣化を抑えることが可能です。

  • リチウムイオンバッテリー(Li-ion):80%充電を心がける。
  • ニッケル水素バッテリー(Ni-MH):できるだけ使い切ってから充電する。

古いPCには、ニッケルバッテリー。新しいPCは、リチウムバッテリーが搭載されています。

  1. 不要なバッテリーの処分方法

交換後の不要なバッテリーは、無料で処分・リサイクルできます。

  • 家電量販店に設置されている電池回収BOXに入れる。
  • パソコン廃棄にパソコンと一緒に不要なバッテリーを処分する。

まとめ

  • バッテリーに寿命がある
  • バッテリーは購入・交換ができる
  • バッテリー購入時には粗悪品に注意
  • バッテリーの劣化を抑える方法は、種類によって異なる
  • 不要なバッテリーは、無料で処分・リサイクルできる

バッテリーについて、少しでも知っていただいて長く寿命を持たせて快適なPC活用を行ってください。また、寿命が来た場合でも、簡単に交換できるのでPCを買い替えない場合は、バッテリーパックのみ交換するのも1つの手段です。

ノートパソコンのバッテリー交換と寿命を延ばすための基礎知識

ノートパソコンを使っていてバッテリーの交換時期を意識しているものの、もし実際に交換しなければならないタイミングが来たらどうしたらいいのか分からなくてお困りではないですか?もしくは、少しでもバッテリーを長持ちさせて交換時期を延ばす方法をお探しではありませんか?

ノートパソコンのバッテリーは繰り返し充電をして使う重要なパーツですが、消耗品なのでいつか交換時期がやって来ます。消耗品であるパソコン用バッテリーと正しく付き合っていくための基礎知識、そして交換時期が来たときの対処法、さらに少しでもバッテリーを長持ちさせるために実践したい4つの方法を解説したいと思います。

1.ノートパソコンのバッテリー交換 5つの基本

1-1.ノートパソコン用バッテリーの仕組みと交換時期

ノートパソコンには必ずバッテリーが装着されています。これにより電源につないでいなくても一定時間は利用が可能で、いつでもどこでもパソコンを利用できます。

ほとんどの機種ではディスプレイとの付け根部分の裏側に装着されています。簡単に取り外しが可能で、取り外すと意外に重いためノートパソコンの重量の大半がバッテリーであることを実感できます。

このバッテリーは、「セルバッテリー」と呼ばれています。内部にはセルと呼ばれる電池が並べられていて、その電池は乾電池のような円筒型をしています。

セルバッテリーを横から見ると、その形からも内部に円筒型の電池があることが想像できます。

この内蔵されている電池は現在、ほとんどの機種でリチウムイオン電池が採用されています。そのため、内蔵されているリチウムイオン電池が寿命を迎えた時が交換時期となります。

使い方やバッテリーが置かれている環境によって大きく異なるため「何年が目安」という表現はできませんが、バッテリーの持ちが悪くなってきた(短時間しか持たない)と感じたら交換時期が近づいているサインです。

1-2.リチウムイオン電池の特徴

大半のノートパソコンのバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は、名称の通りリチウムという物質が使われておりリチウム原子の電子の移動によって充電と放電を行っています。

リチウムイオン電池が普及する前はニッケルカドミウム(ニカド)電池が主流でした。このニカド電池にはメモリ効果といって充電の途中で使用すると次第にその「途中」が充電の上限になってしまう性質がありましたが、リチウムイオン電池にはその特性がなく、より性能の高い充電池です。

その一方でリチウムイオン電池にはフル充電で長期保存をすると劣化しやすい、高温に弱いため温度によって劣化が早まるなどの特徴があります。これらの特徴はバッテリーを長持ちさせるノウハウに直結しているので。

1-3.バッテリー容量の見方

ノートパソコンのバッテリー容量は、そのバッテリーに表記されています。容量が大きいほどフル充電から長時間利用できることになるので、この数値はバッテリーの駆動時間の目安としても用いられています。

バッテリーを取り外してみると、バッテリーのどこかに記載があります。下の画像のバッテリーの場合、5200mAhというのがバッテリー容量です。

この数値によってどれくらいの駆動時間が得られるのかというのは、パソコンの消費電力やパソコンで行う作業、処理によって大きく異なります。そのため換算する明確な方法はありませんが、バッテリー交換する際にはこの数値が容量を示しているということを知っておいて損はないと思います。

なお、一般社団法人電子情報技術産業協会が「JEITAバッテリ動作時間測定法」というガイドラインを設けています。あくまでも目安ではありますが、この算出法によってバッテリーの駆動時間を算出することはできます。

1-4.「バッテリーを交換してください」というメッセージが出たら

ノートパソコンを利用していて、「バッテリーを交換してください」というメッセージが何度も表示されるようになったら、バッテリーの寿命が近づいているサインです。

ノートパソコンを電源につないだままでしか使わないという方であれば緊急の問題ではありませんが、外出先などで使用する場合はバッテリーの劣化によって突然のシャットダウンが起きる可能性もあります。

突然のシャットダウンはハードディスクを傷める可能性や、大切な編集中のデータを失うことにもつながるので早めのバッテリー交換を行ってください。

電源につなぎっぱなしで使用する方であっても、ノートパソコンのバッテリーには突然の停電が起きても電源を維持する役割もあります。万が一の事態に備えて、「バッテリーを交換してください」というメッセージには従うようにしてください。

1-5.バッテリーを劣化させる大きな2つの要因

パソコンのバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池には、2つの大敵があります。

バッテリーの大敵1 温度

1つ目は温度です。リチウムイオン電池は高温に弱く、高温状態で使用したり保存していると劣化が早まります。リチウムイオン電池はノートパソコン以外にもスマホなどでも幅広く利用されていますが、スマホをポケットに入れていると体温によって温度が上がり、バッテリーの劣化を早めるのでこちらも参考にしてください。

バッテリーの大敵2 フル充電

もう1つは、フル充電です。パソコン利用者にとってフル充電は理想的な状態ですが、バッテリーにとってはリチウムイオン電池に負荷が掛かっている状態でもあります。フル充電で長期保存するとバッテリーへの負担が劣化を早めてしまいます。

2.バッテリーの寿命を延ばす4つの方法と心がけ

2-1.フル充電で長期保存しない

リチウムイオン電池にとって、フル充電は最も負荷が掛かっている状態です。すぐに使いたい場合に備えてフル充電での長期保存をしてしまう人は多いと思いますが、バッテリーは50%程度まで使った段階で継ぎ足し充電をするのが理想的です。

また、しばらく使用しない場合も50%程度まで放電しておいたほうが負荷が軽くなり、バッテリーの交換時期を延ばすことができます。

2-2.高温状態をできるだけ避ける

リチウムイオン電池は高温に弱いという性質を持っているので、使用中または保存中の温度が高温にならないように意識してください。

真夏の車の中はとても高温になります。そんな日に車の中にノートパソコンを放置するのはダメージが大きいので避けましょう。

また、これはやっている方が多いと思いますが、充電しながら使用するのも実はNGです。フル充電の状態で、しかも充電による温度上昇というダブルパンチになるためバッテリーの交換時期を早めてしまいます。

2-3.各メーカーのバッテリーメンテナンスアプリを活用する

大半のノートパソコンには、各メーカーのバッテリーメンテナンス用のアプリが入っています。東芝の「TOSHIBA ecoユーティリティ」など個別のアプリとして提供されている場合や、Mac OSの機能として提供されている場合など形はさまざまですが、おおむね機能は似ています。

これらのサービスにはバッテリーを長持ちさせるためのモードがあるので、それを利用するとバッテリーの寿命を伸ばすことができます。

Bose 063404 交換バッテリー BOSE SOUNDLINK Mini I Series バッテリー

Microsoft Surface pro 4 1749 Docking Station ACアダプター Microsoft 0D130G00GXS58

Sony Vaio PCGA AC19V4 ACDP-100D01 ACアダプター

Asus X450 X450E X450J X450JF A450J A450JF A450E F450E K550E バッテリー

ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせる方法

ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせる方法です。

普段何気なく使っているバッテリーも、少し気をつけるだけで駆動時間や寿命を延ばすことができます。

バッテリーは消耗品であり、使い込めば必ず性能は低下します。

しかし、劣化の原因を知り正しい方法で使用すれば、劣化を遅らせることができ長く使うことができます。

バッテリーの種類

パソコン用のバッテリーには大きく別けて2種類のバッテリーが存在します。

バッテリーの種類により、長持ちのコツやメンテナンス方法が異なります。

今、自分がどのバッテリーを使っているのか確認しておきましょう。

バッテリーの裏側などを見てみると、以下のようなマークが表示されていると思います。

リチウムイオンバッテリー

バッテリーにLi-ionマークが表示されています。

このマークが付いているバッテリーはリチウムイオンバッテリーです。

ニッケル水素バッテリー

バッテリーにNi-MHマークが表示されています。

このマークが付いているバッテリーはニッケル水素バッテリーです。

バッテリー劣化の原因

バッテリーを劣化させる原因は多々ありますが、主な原因は次のとおりです。

すぐに充電する

バッテリーをこまめに充電するのはNGです。

バッテリー容量が100%に近いのに、すぐに充電&放電を繰り返すのはバッテリーに負荷がかかります。

よくあるパターンとして、ACアダプターを繋いだままパソコンを使用すると、少しバッテリーが減っただけで充電をしてしまいます。

細かい充放電が頻繁に行われると、バッテリーは劣化してしまいます。

この場合は○○%を下回ったら充電を開始する、といった設定をすることにより回避可能です。

充電回数が多い

充電回数が多いと、バッテリーの劣化を早めてしまいます。

あまり神経質になる必要はありませんが、目安としては25%を下回ってから充電するように心がけましょう。

ニッケル水素の場合はできるだけ使いきってから充電するほうが望ましいです。

メモリ効果

ニッケル水素の場合、「メモリ効果」と呼ばれる現象が発生する場合があります。

満充電 → 70% → 満充電 → 70% などの頻繁な充放電を繰り返した場合、本来ならばまだ70%の残容量があるのにもかかわらず、0%となってしまいバッテリー切れを起こしてしまいます。

つまり、70%になった時点で「バッテリー切れ」と記憶(メモリ)してしまうのです。

ちなみにメモリ効果が発生してしまったバッテリーは元の状態に戻すことはできないと言われています。

新品交換となってしまうので、気をつけましょう。

なお、リチウムイオンバッテリーではメモリ効果の発生は少ないと言われています。

充電しながら使う

充電しながら使うと、バッテリーに負荷がかかります。

充電と放電を同時に行うことになるので、劣化が早くなってしまいます。

また、充電しながら使っているとバッテリーが高温になる場合もあります。

高温もバッテリーに良くないので、充電しながらの使用は避けましょう。

高温・低温状態で使う

バッテリーは急激な温度変化が苦手です。

暑すぎたり寒すぎたりする環境では劣化が進んでしまいます。

バッテリー温度は20~25℃を保つように心がけましょう。

衝撃や水分に気をつける

バッテリーに衝撃を与えたり、水に濡らすのはNGです。

強い衝撃を受けたバッテリーや、水濡れしたバッテリーは絶対に使わないようにしましょう。

パソコンの故障原因となるのはもちろん、怪我や感電してしまう危険もあります。

満充電の状態で放置しない

バッテリーが満タンの状態で長期放置するのは劣化を早めてしまいます。

長期間バッテリーを使わない場合は50%程度の充電状態にして涼しい場所へ保存するようにしましょう。

充電が空の状態で放置しない

バッテリーを空の状態で放置するのもNGです。

バッテリーは過充電、過放電が苦手です。劣化を早める原因となりますので注意しましょう。

バッテリーを長持ちさせるには

上記の内容を踏まえた上で、劣化の原因を作らないことが大切です。

バッテリーは必ず劣化してしまうものですが、それらを遅らせることにより長く使うことができます。

リチウムイオンバッテリーの場合は、できるだけ80%充電を心がけるようにしましょう。

また、2~3ヶ月に一度はバッテリーのリフレッシュを行うことをオススメします。

80%充電を心がける(リチウムイオンバッテリー)

リチウムイオンの場合、バッテリーは80%充電を心がけるようにしましょう。

100%充電よりも80%充電のほうが、バッテリーの劣化を抑えることができます。

バッテリーも人間も、腹八分目が健康に良いです。

できるだけ使いきってから充電する(ニッケル水素バッテリー)

ニッケル水素の場合、バッテリーはできるだけ使いきってから充電するようにしましょう。

上記のメモリ効果を防ぐためにも、頻繁な充電は寿命を縮めてしまいます。

パソコンのパフォーマンスを落とす

状況が許すならば、パソコンのパフォーマンスを落としてバッテリーを節約することができます。

パソコンに負荷をかけない

パソコンに重たい作業をさせるとCPUがフル稼働し、電力が多く消費されてしまいます。

CPUやパフォーマンスの調整ができる機種などをお使いの場合、調整することによりバッテリーを節約できます。

交換用 Bose 404600 バッテリー
交換用3025mAh Motorola バッテリーEZ30
Lenovo Yoga 2 11携帯電話のバッテリー交換
Microsoft BV-T5E携帯電話バッテリー
Motorola 300mAh WX30 Smart Watchバッテリー交換

バッテリーの劣化状態が確認でき

スマホに関する悩みといえば、電池消耗が早いこと、データ容量がすぐに一杯になってしまうことではないだろうか。

その両方を同時に解決できるのが、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「KuPower」。しかも、スマホの電池の劣化状況まで確認できてしまう。

電池の劣化スピードを緩やかに

外付けストレージとモバイルバッテリーが一体化したタイプは珍しいものではないが、KuPowerの売りはこれらの機能に加えスマホ電池の“健康診断・管理”ができること。

よく知られている事実だが、スマホの電池は充電を繰り返すたびに劣化していく。フル充電したのに持ちが短い、という状態になったら黄信号だ。

KuPowerでは、スマホをつなぐとスマホがこれまでに何回充電され、実際にどれだけの電池容量になっているのかなどを確認できる。

加えて、電池の劣化スピードを緩やかにし、持ちが良くなるようにメンテナンスもしてくれる。

・バッテリー容量は5500mAh

ストレージとしては、KuPowerにはマイクロSDカードスロットがあり、マイクロSDカードにスマホのデータを移すことができる。大事な書類のバックアップをとったり、大容量のビデオを保存したりするときなどに便利で、専用アプリでファイルの管理ができる。

また、モバイルバッテリーとしての容量は5500mAhと十分。IPhone 6sなら通話25時間分に相当する。

高価なスマホは頻繁に買い換えるものではないだけに、KuPowerで電池をいたわりながら、データも管理するとより長く使えそうだ。

DELL OPX 9020 7020 3020 XE2 T1700 Tower 290W Power Supply PC電源 デル H290AM-00
[ 激安 ] Hp 807957-001 HSTNN-LB6V 6EZRVC2GW8WPWI HS04 バッテリー
250W ATX Enhance ENP-2320A Power Supply ACアダプター Shuttle ENP-2320
FSP FSP180-50PLA Power Supply 220w PC電源 Fsp FSP180-50PLA
Asus EeeBook E202 E202SA ACアダプター アスース KFD19237

バッテリーの寿命を延ばす4つの方法と心がけ

1.フル充電で長期保存しない

リチウムイオン電池にとって、フル充電は最も負荷が掛かっている状態です。すぐに使いたい場合に備えてフル充電での長期保存をしてしまう人は多いと思いますが、バッテリーは50%程度まで使った段階で継ぎ足し充電をするのが理想的です。

また、しばらく使用しない場合も50%程度まで放電しておいたほうが負荷が軽くなり、バッテリーの交換時期を延ばすことができます。

2.高温状態をできるだけ避ける

リチウムイオン電池は高温に弱いという性質を持っているので、使用中または保存中の温度が高温にならないように意識してください。

真夏の車の中はとても高温になります。そんな日に車の中にノートパソコンを放置するのはダメージが大きいので避けましょう。

また、これはやっている方が多いと思いますが、充電しながら使用するのも実はNGです。フル充電の状態で、しかも充電による温度上昇というダブルパンチになるためバッテリーの交換時期を早めてしまいます。

3.各メーカーのバッテリーメンテナンスアプリを活用する

大半のノートパソコンには、各メーカーのバッテリーメンテナンス用のアプリが入っています。東芝の「TOSHIBA ecoユーティリティ」など個別のアプリとして提供されている場合や、Mac OSの機能として提供されている場合など形はさまざまですが、おおむね機能は似ています。

これらのサービスにはバッテリーを長持ちさせるためのモードがあるので、それを利用するとバッテリーの寿命を伸ばすことができます。

4.OSの機能でモニターの明るさを調整する

モニターは大量の電力を消費するため、モニターの明るさを調整することで電力消費を抑え、バッテリーへの負担を軽減することで結果として交換時期を延ばすことができます。

まとめ

ノートパソコンにとってバッテリーは不可欠の重要なパーツですが、消耗品なのでいつかは劣化して使えなくなってしまいます。そのため全てのノートパソコンユーザーにとってバッテリー交換は他人事ではなく、ここでその方法を解説しました。

突然のシャットダウンでハードディスクを痛めたり、作業中のデータを紛失することのないよう、「バッテリーを交換してください」というメッセージがパソコンに表示されたら、速やかにバッテリーを交換しましょう。

またバッテリーの寿命を伸ばすために、日頃から以下の行いを心がけましょう。

  • l フル充電で長期保存しない
  • l 高温状態を避ける
  • l バッテリーメンテナンスアプリを利用する
  • l OSの機能でモニターの明るさを調整する

ノートパソコンのバッテリー交換 5つの基本

1.ノートパソコン用バッテリーの仕組みと交換時期

ノートパソコンには必ずバッテリーが装着されています。これにより電源につないでいなくても一定時間は利用が可能で、いつでもどこでもパソコンを利用できます。

ほとんどの機種ではディスプレイとの付け根部分の裏側に装着されています。簡単に取り外しが可能で、取り外すと意外に重いためノートパソコンの重量の大半がバッテリーであることを実感できます。

このバッテリーは、「セルバッテリー」と呼ばれています。内部にはセルと呼ばれる電池が並べられていて、その電池は乾電池のような円筒型をしています。

セルバッテリーを横から見ると、その形からも内部に円筒型の電池があることが想像できます。

この内蔵されている電池は現在、ほとんどの機種でリチウムイオン電池が採用されています。そのため、内蔵されているリチウムイオン電池が寿命を迎えた時が交換時期となります。

使い方やバッテリーが置かれている環境によって大きく異なるため「何年が目安」という表現はできませんが、バッテリーの持ちが悪くなってきた(短時間しか持たない)と感じたら交換時期が近づいているサインです。

2.リチウムイオン電池の特徴

大半のノートパソコンのバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は、名称の通りリチウムという物質が使われておりリチウム原子の電子の移動によって充電と放電を行っています。

リチウムイオン電池が普及する前はニッケルカドミウム(ニカド)電池が主流でした。このニカド電池にはメモリ効果といって充電の途中で使用すると次第にその「途中」が充電の上限になってしまう性質がありましたが、リチウムイオン電池にはその特性がなく、より性能の高い充電池です。

その一方でリチウムイオン電池にはフル充電で長期保存をすると劣化しやすい、高温に弱いため温度によって劣化が早まるなどの特徴があります。

3.バッテリー容量の見方

ノートパソコンのバッテリー容量は、そのバッテリーに表記されています。容量が大きいほどフル充電から長時間利用できることになるので、この数値はバッテリーの駆動時間の目安としても用いられています。

バッテリーを取り外してみると、バッテリーのどこかに記載があります。

この数値によってどれくらいの駆動時間が得られるのかというのは、パソコンの消費電力やパソコンで行う作業、処理によって大きく異なります。そのため換算する明確な方法はありませんが、バッテリー交換する際にはこの数値が容量を示しているということを知っておいて損はないと思います。

なお、一般社団法人電子情報技術産業協会が「JEITAバッテリ動作時間測定法」というガイドラインを設けています。あくまでも目安ではありますが、この算出法によってバッテリーの駆動時間を算出することはできます。

4.「バッテリーを交換してください」というメッセージが出たら

ノートパソコンを利用していて、「バッテリーを交換してください」というメッセージが何度も表示されるようになったら、バッテリーの寿命が近づいているサインです。

ノートパソコンを電源につないだままでしか使わないという方であれば緊急の問題ではありませんが、外出先などで使用する場合はバッテリーの劣化によって突然のシャットダウンが起きる可能性もあります。

突然のシャットダウンはハードディスクを傷める可能性や、大切な編集中のデータを失うことにもつながるので早めのバッテリー交換を行ってください。

電源につなぎっぱなしで使用する方であっても、ノートパソコンのバッテリーには突然の停電が起きても電源を維持する役割もあります。万が一の事態に備えて、「バッテリーを交換してください」というメッセージには従うようにしてください。

5.バッテリーを劣化させる大きな2つの要因

パソコンのバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池には、2つの大敵があります。

バッテリーの大敵1 温度

1つ目は温度です。リチウムイオン電池は高温に弱く、高温状態で使用したり保存していると劣化が早まります。リチウムイオン電池はノートパソコン以外にもスマホなどでも幅広く利用されていますが、スマホをポケットに入れていると体温によって温度が上がり、バッテリーの劣化を早めるのでこちらも参考にしてください。

バッテリーの大敵2 フル充電

もう1つは、フル充電です。パソコン利用者にとってフル充電は理想的な状態ですが、バッテリーにとってはリチウムイオン電池に負荷が掛かっている状態でもあります。フル充電で長期保存するとバッテリーへの負担が劣化を早めてしまいます。

品質が高い3100mAh BLP571 携帯電話バッテリー
2230mAH/17Whの交換BOSE 063404バッテリー
BOSE SOUNDLINK Mini交換リチウムイオンバッテリー
PA5136U-1BRS東芝ノートパソコン 交換用バッテリー

バッテリー充電の知識

バッテリーや充電方法のことをよく知れば、より効率的なバッテリー充電ライフを送ることができます。

バッテリーの放電容量(Ah

バッテリーは充電池であり、充電できる容量が大きいほど、長時間利用することができます。バッテリーに貯蓄できる容量はAh(アンペア時)で表現されます。これは、放電時の電流と満タンに充電された状態から充電が切れるまでの時間の積から計算されます。

スマホでは比較的小型な充電池が使用されますので、単位はmAh(ミリアンペア時)となります。本体に付属しているバッテリーは、だいたい1,500mAh~3,000mAhの間ぐらいですが、サードパーティー製の大容量を謳うバッテリーは、3,000mAhを超えるようなものもあります。モバイルバッテリーでは、何と10,000mAh以上の放電容量を持つ製品もあります。

バッテリーの出力(A

バッテリーの放電容量が分かったところで、次はバッテリーの出力です。スマホ本体のバッテリーは端末を動作させるために電力を出力しますが、モバイルバッテリーはスマホなどの機器に内蔵されているバッテリーを外部から充電するために電力を出力します。

この際、出力できるパワーをA(アンペア)で表します。アンペアが高い数値の充電池ほど、短時間にバッテリーの充電を行うことができます。例えば、0.5Aの出力では、1000mAhの放電容量を持つバッテリーを充電するのに2時間かかりますが、1Aの出力では半分の1時間で充電することができるのです。最近では、1.5A~3Aのモバイル充電器が充実してきています。モバイル充電器を購入する際には、放電容量に加えて出力も気にしてみてはいかがでしょうか。

この中で、最も充電池の寿命を縮めるのは実は1です。驚いた方はニカド電池(ニッケル・カドミウム蓄電池)のイメージで充電してしまっています。ニカド電池は継ぎ足し充電によるメモリー効果(継ぎ足し充電をよく行う残放電容量付近で放電電圧が低下し、利用機器によっては容量が減少したように誤認する現象)が顕著に現れるため、できるだけ充電をゼロにしてから充電するほうが良いとされていました。

しかし、リチウムイオン電池ではメモリー効果はほとんど発生しないため、継ぎ足し充電することはそれほど問題になりません。むしろ、充電をゼロにしてしまう方が、充電池を劣化させてしまいます。(ただし、製品によっては購入後数回は充電をゼロにしてから充電するよう指示されているものがありますので、その場合はメーカーの指示に従ってください)電圧制御が正しく行われずに充電ゼロを超えて過放電になると、電池が異常発熱を起こす恐れがあります。充電をゼロにすると、こういったリスクがあるのです。

しかし、リチウムイオン電池のもうひとつの特徴として、満充電のまま放置すると劣化するというものがあります。つまり、常に満充電にしようとする3も充電池の寿命に悪い影響を与えています。最も寿命を延ばせるのが、満充電の期間が短く充電をゼロにもしていない2ということになります。買ったばかりの充電池が満充電ではなくある程度減った状態になっているのもこれが理由です。ちなみに過放電の逆に電圧制御が正しく行われずに過充電になると、電池が急激に劣化し、最悪の場合、破裂や発火することがあります。携帯電話用のバッテリーが、焼いたお餅のように膨らんだ物はその前兆であると言えます。

厳密にはスマホの電源を完全に切ってしまわなければ、バッテリーは常に使用されているため、満充電での放置には当たらないと言えます。電源を完全に切って長期間保存する場合は、満充電を避けて50%以上放電してから保存するようにしましょう。満充電で半年も放置しておけば、次使用した時には既に充電できない程に劣化する可能性があります。

他に気をつけたいこととして、充電しながらCPUが発熱する作業を行うことが挙げられます。充電池は熱に弱いので、ただでも熱を持つ充電時にCPUも発熱している状態では劣化は避けられません。充電時にはCPUが発熱するような作業は避けるべきです。

スマホの充電切れ対策

スマホを購入する際、多くの人が気にしているのがバッテリーの持ちです。スマホは高機能であるがゆえに電力消費量が大きく、従来の携帯電話に比べてバッテリーをすぐに消費してしまうことは事実です。バッテリー消耗が激しいポケモンGOのヒットで、モバイルバッテリーの売上げが増えたことでより知名度が上がりました。ここでは、スマホを長時間利用できるように、様々な充電切れ対策をご紹介します。

方法① モバイルバッテリーを活用する

近年主流になっているのがこの方法です。スマホとは別にモバイルバッテリーを持ち歩き、いつでもどこでも充電することができます。メリットとしては、スマホ本体に何も追加する必要がないこと、スマホ本体以外にモバイルWiFiルーターなどの充電にも使用できること、10,000mAh超の非常に大容量な製品も登場しており、機種によっては満充電を数回分も確保できることです。大容量製品の小型化が進んでいるのも普及を後押ししています。

以前と比べて大容量のモバイルバッテリーの低価格化が進んでおり、より有効な手段になりました。製品形態も様々で、エネループ電池を入れて使うことができるスティックブースターや、コンセントから複数の危機を同時に充電できるアダプタ、ソーラーパネルによる太陽光充電ができる製品もあります。iPhoneシリーズにUSBで接続するための専用ケーブルももちろん発売されています。どれも様々なモバイル機器を持ち歩く現代のニーズに応えた逸品です。

方法② 内蔵バッテリーを大容量のバッテリーに交換

スマホを購入した際に初めから同梱されている内蔵バッテリーを、より大容量のバッテリーに換装する方法です。持ち物を増やすことなくバッテリーの容量を増やせる手軽な方法です。しかし、お持ちのスマホに対応したサードパーティー製の大容量バッテリーが販売されていることと、そもそもバッテリーが交換可能な端末であることが条件になります。

方法③ バッテリー内蔵ケースを利用する

最も普及しているAppleのiPhoneシリーズは、残念なことにバッテリーの取り外しができないようになっています。そこでサードパーティーから発売されているのが、バッテリーを内蔵したケースを装着する方法です。この方法のメリットは、本体内蔵のバッテリーの大きさでは実現できない大容量バッテリーを利用できることです。本体にケースやカバーが追加されますので、厚みや重さが増してしまうのは仕方ありませんが、見た目の違和感をデザインでカバーしている秀逸な製品もあります。

バッテリーの劣化を防ぎ長生きさせるコツ

バッテリーはあくまで消耗品ですから、どうやって使っても少しずつ劣化していくことは避けられません。しかし、正しい知識を持って使えば、劣化を遅らせることができます。バッテリーにはいくつかの種類がありますが、ここではスマホのバッテリーやモバイルバッテリーで使用される、リチウムイオン電池を前提に説明します。皆さんはバッテリーの充電がどれくらい減ったタイミングで充電していますか?

完全にゼロになってから充電

50%ぐらい減ってから充電

使っていない時は常に充電

この中で、最も充電池の寿命を縮めるのは実は1です。驚いた方はニカド電池(ニッケル・カドミウム蓄電池)のイメージで充電してしまっています。ニカド電池は継ぎ足し充電によるメモリー効果(継ぎ足し充電をよく行う残放電容量付近で放電電圧が低下し、利用機器によっては容量が減少したように誤認する現象)が顕著に現れるため、できるだけ充電をゼロにしてから充電するほうが良いとされていました。

しかし、リチウムイオン電池ではメモリー効果はほとんど発生しないため、継ぎ足し充電することはそれほど問題になりません。むしろ、充電をゼロにしてしまう方が、充電池を劣化させてしまいます。(ただし、製品によっては購入後数回は充電をゼロにしてから充電するよう指示されているものがありますので、その場合はメーカーの指示に従ってください)電圧制御が正しく行われずに充電ゼロを超えて過放電になると、電池が異常発熱を起こす恐れがあります。充電をゼロにすると、こういったリスクがあるのです。

しかし、リチウムイオン電池のもうひとつの特徴として、満充電のまま放置すると劣化するというものがあります。つまり、常に満充電にしようとする3も充電池の寿命に悪い影響を与えています。最も寿命を延ばせるのが、満充電の期間が短く充電をゼロにもしていない2ということになります。買ったばかりの充電池が満充電ではなくある程度減った状態になっているのもこれが理由です。ちなみに過放電の逆に電圧制御が正しく行われずに過充電になると、電池が急激に劣化し、最悪の場合、破裂や発火することがあります。携帯電話用のバッテリーが、焼いたお餅のように膨らんだ物はその前兆であると言えます。

厳密にはスマホの電源を完全に切ってしまわなければ、バッテリーは常に使用されているため、満充電での放置には当たらないと言えます。電源を完全に切って長期間保存する場合は、満充電を避けて50%以上放電してから保存するようにしましょう。満充電で半年も放置しておけば、次使用した時には既に充電できない程に劣化する可能性があります。

他に気をつけたいこととして、充電しながらCPUが発熱する作業を行うことが挙げられます。充電池は熱に弱いので、ただでも熱を持つ充電時にCPUも発熱している状態では劣化は避けられません。充電時にはCPUが発熱するような作業は避けるべきです。

スマホ バッテリー 熱い 対処法

スマホは電化製品である為、どうしても熱を発する事は避けられません。まずはスマホのバッテリーが熱いときの原因を探しましょう。

その1.バッテリーの充電をしながらスマホの操作します
充電しながらスマートフォンでゲームをしたりするなど負荷の高い作業をさせると、放電と充電を繰り返すこととなるため、バッテリーに大きな負荷がかかり、発熱しやすくなるのです。

その2.バッテリーが劣化している
バッテリーが劣化することで充電が早く減る、それに伴い充電を頻繁に行う。これによって本体は熱くなっていきます。スマホに使用されているリチウムイオン電池は、一般の乾電池と違い何度も充電を繰り返す事ができます。何度も充電を繰り返すと、劣化し寿命がきます。電池パックを交換できる端末であればすぐに対処はできますが、そうではない場合、ショップに持って行くなどして交換をしましょう。

スマホが発熱になった時の対処方法
スマホが熱い、しかも長時間続いている場合は思い切ってスマホの電源を切り、カバーを外して風通しの良いところで冷やしましょう。一度冷やして、またスマートフォンを使い始めてもすぐ発熱する場合、購入してしばらく経過したスマートフォンであれば、まずはバッテリーの劣化が疑われます。同じ端末を使い続けるならバッテリーの交換をするのがベストですが、買い替えを検討しているなら、思い切って新しい機種に買い替えてしまうのも手です。一方、購入した直後から、負荷のかかる操作をしていないにも関わらず発熱が激しいという場合は、初期不良の可能性が高いといえます。

もし、自分で出来ることを全部やりましたが、改善されない時は、ショップに持って行って相談をしながら、必要に応じてバッテリーを交換しましょう。

バッテリー内蔵機器の正しい使い方と寿命を延ばす4つの方法

年数を重ねた機器は内蔵バッテリーが危機です

●先日、”WALKMAN”を起動してもすぐに電源が切れてしまうのですが直せますか?という相談がありました。充電は前日からずっとやっていたので充電不足ではないと思う・・・ということでした。

●早速ヒヤリングを始めましたが、まず、使い始めてからどのくらい経つのかなど、聞いてみました。

○使い始めてからの年数・・・3年
○充電の頻度・・・毎日
○最近の満充電からの使用可能時間・・・短くなっていた
○満充電までの充電時間・・・長くかかるようになっていた

ということのようです。

●以前のコラムでも言いましたが、充電池に関しては以前から自作の充電回路を基盤へレギュレータやトランジスタ、ICなどを組み込んで作成したり、かなり研究や検証などを行った経験があります。ですから電池の挙動次第で何が起きているのかある程度は分かります。今回のヒヤリングから分かることは「バッテリーの寿命」です。

内蔵リチウムバッテリーには限界がある

●ほとんどの携帯端末や周辺機器にはリチウムイオン二次電池が使われています。二次電池とは充放電可能な電池のこと。対して一次電池とは充電できない放電だけの普通の電池のことです。

●この二次電池にはそれぞれ特性というものがあって、ニッカドにはニッカド特有の、ニッケル水素にはニッケル水素特有、リチウム電池にはリチウム電池特有のそれぞれ性質があります。

●二次電池には一般的に充放電の回数に限界があります。よく、この電池は500回使えるとか1,000回使えるとかパッケージに書いてありますが、これは充電池が持つ特性のひとつです。

●それを考えると3年使ったWALKMANは毎日充電していたということなので、これまでに1,000回以上充放電を繰り返したことになります。メーカーの基準では約500回前後が寿命ということなのでかなり使えたほうだと思いますが、これはもう既に限界です。

●でもなぜ、充電池は無限回数の充電ができないのでしょうか?
※バッテリー内蔵式機器には限界がある
内蔵バッテリーは消耗品、同時に機器の寿命となる場合も

●電池の原理というものは化学反応によります。それぞれ、どんな物質を使うかでその特性も違って来ますが、共通しているのは使用している材料が充放電のたびに劣化していくということ。

●最初は活性化していて元気でも、何度と無く充放電を繰り返しているうちに使用材料や極などの構成部分が劣化していきます。要するに「消耗」します。

●今皆さんが使っている充電式の機器のバッテリーは永久ではなく、すべてに寿命があるということなのです。では、電池の寿命がきたら機器はどうなってしまうのでしょうか? その場合はバッテリーだけ交換することでさらに使用を続けることが可能です。ところが、この交換費が恐ろしく高額だったり交換用バッテリーが部品保有年数やロット終息の関係で既に無い機器もありますから、その場合は事実上交換ができずそのまま機器自体の寿命になってしまうケースも多いのです。

●スマホやタブレット、ノートパソコンもリチウム充電池を使用していますので、例外なくバッテリーの寿命は訪れます。

●寿命までの数年間は問題なく使えますが、どうしても必要なときに突然寿命が訪れたり、要り様が多いときに限って交換となれば出費は痛いものです。スマホの場合はポイントなどが使用できるようですからまだいいかも知れませんが、タブレットや携帯プレーヤなどはその価格から言っても事実上買い替えざるをえないケースがほとんどだと思われます。
※リチウム電池は消耗品として考えておく
必要がある。
内蔵バッテリー寿命を延ばす4つの方法は

●愛着ある機器をできるだけ長く使いたいと誰もが思うのは当然です。バッテリーごときでそれが潰えてしまうのも悔しいですね。

●できるだけバッテリー(ここではリチウムイオン二次電池)を長く使うには以下の4つの運用管理が必要です。

1.少しの使用だけですぐに充電したりすることを1日に何度も繰り返さない。
2.自動車の中など熱い環境に放置しない。
3.満充電のまま長期間放置しない。(保存は40%充電が良いとされています)
4.過放電(残量が0%になるまで使う)を繰り返さない。※残量15~25%で充電が好ましい。

●以上、機器の使い方を守ればバッテリーを寿命いっぱいに使うことができて、買い換えのサイクルも長くできます。

●化学物質を使っている電池は同じく化学物質の集まりである生物にどこか似ています。私に言わせれば電池はまさに「生き物」です。自分のペットとしてかわいがるくらいの気持ちで充電式の機器類と接することで、機器は嫌がることなく動作をしてくれると思います。