バッテリー電源を保持する

電源保護装置

お使いのコンピュータに供給される電源の障害、または変動により、コンピュータがクラッシュしたり、場合によっては、コンピュータに修復不可能な損傷を与える可能性があります。サージプロテクタや、電源ラインコンディショナ(回線調整装置)、無停電電源装置を使用して、コンピュータを保護します。

無停電電源装置(UPS)

注意: データをハードディスクドライブに保存している間に電力が低下すると、データを損失したりファイルが損傷したりする恐れがあります。

メモ:バッテリーの最大駆動時間を確保するには、お使いのコンピュータのみを UPS に接続します。プリンタなどその他のデバイスは、サージプロテクションの付いた別の電源タップに接続します。

無停電電源装置(UPS)では、電源変動および電源障害に対する保護を行います。UPS 装置は、AC 電源が切れた際に、接続されているデバイスへ一時的に電力を供給するバッテリーを備えています。バッテリーは AC 電源が利用できる間に充電されます。

バッテリーの駆動時間についての情報、および装置が UL(Underwriters Laboratories)規格に適合しているか確認するには、UPS 製造業者のマニュアル を参照してください。

ノートブックコンピュータのAlienware M17x 互換バッテリー

コンピュータの性能を最大に保ち、BIOS の設定を保持するため、ノートブックコンピュータは、常にメインバッテリーを搭載した状態でお使いください。バッテリーベイにはバッテリーが 1 つ、標準で搭載されています。

ノートブックコンピュータを始めて使用する場合

サージプロテクタ

雷雨時や、停電後に発生する可能性がある電圧変動によるコンピュータへの損傷を避けるには、コンピュータの電源ラインをサージプロテクタまたはサージプロテクタを装備している電源タップに差し込みます。

サージプロテクタの製造業者によっては、特定の種類の損傷に対して保証範囲を設けています。サージプロテクタを選ぶ際は、装置の保証書をよくお読みください。ジュール定格が高いほど、デバイスをより保護できます。ほかの装置と比較して有効性を判断するには、ジュール定格を比較します。

注意: ほとんどのサージプロテクタには、電力の変動または落雷による電撃に対する保護機能はありません。お住まいの地域で雷が発生した場合は、電話線を電話ジャックから抜いて、さらにコンピュータをコンセントから抜いてください。

サージプロテクタの多くは、モデムを保護するための電話ジャックを備えています。モデム接続の手順については、サージプロテクタのマニュアルを参照してください。

注意: すべてのサージプロテクタが、ネットワークアダプタを保護できるわけではありません。雷雨時は、必ずネットワークケーブルを壁のネットワークジャックから抜いてください。

電源ラインコンディショナ(回線調整装置)

注意:Vostro 3700バッテリー大容量 電源ラインコンディショナには、停電に対する保護機能はありません。

電源ユニットにおける電圧の上昇および低下を補正し、コンピュータへの電力潮流のピークを減らすには、お使いのコンピュータの電源ラインを電源ラインコンディショナ(回線調整装置)に差し込みます。電源ラインコンディショナ(回線調整装置)は、継続的にバッテリを充電し、装置にバッテリ電源を供給し続けることから、一般的な無停電電源装置とは異なります。

コンピュータを初めて使用する時は、バッテリーが十分に充電されていない場合に備えて、AC アダプタを使用してコンピュータをコンセントに接続します。最良の結果を得るには、バッテリーがフル充電されるまで、AC アダプタを使ってコンピュータを動作させます。バッテリーの充電状態を表示するには、タスクバーの Power Meter(電源メーター)アイコンを確認します。

メモ:バッテリー電源を保持するために、CD または DVD への書き込時にはコンピュータをコンセントに接続します。

バッテリー寿命の維持

充電を保持できるバッテリの駆動時間は、ノートブックコンピュータの使用方法によって異なります。DELL M17x r4 大容量バッテリーの駆動時間が大幅に減少するのには、以下の要因が挙げられます。

光学ドライブを使用している場合

ワイヤレス通信デバイス、PC カード、ExpressCard、メディアメモリカード、または USB デバイスを使用している場合

ディスプレイの輝度を高く設定したり、3D スクリーンセーバー、または複雑な 3D グラフィックスアプリケーションなどの電力を集中的に使用するプログラムを使用している場合

最大のパフォーマンスモードでコンピュータを実行している場合(コンピュータパフォーマンスを最適に調整する方法については、

DEll E6430s互換バッテリーの使用頻度や使用状況により、バッテリーの寿命は時間と共に減少します。コンピュータの寿命がある間でも、新しいバッテリーを購入する必要が発生する場合もあります。

【事故注意!】さらば あぶない充電

スマホユーザーにとって、毎日の充電は欠かせない日課となっていますよね。でも、「充電」という行為が当たり前になりすぎて、気付かないうちにこんな「あぶない充電」しちゃってる人、いませんか?

注意! お料理充電
ウェブサイトやアプリを参考にしながらのお料理。あずきちゃん、集中するのはいいけど、濡れているシンクに充電中のスマホを置くのはあぶないから注意して!

気をつけて! 汗まみれ充電
大ちゃん、ジョギングでいい汗かいたね! でもちょっと待って。充電するのは、スマホやスマホの充電端子についた汗をしっかり拭いてからにしようね!

気にして! ワンニャン充電
ワンニャンとの充実の同居生活。普段、床に置きながら充電している人は、ワンニャンの”そそう”がスマホにかかって濡れてしまわないように、いつも気を配って!

避難! 家飲み充電
家飲みしていると、「ちょっと充電させて〜」なんて言われること、ありますよね。そんなときも充電中のスマホを置く位置には気をつけて。万が一、ジュースやお酒をこぼしてもスマホにかからないよう、必ず安全な場所に”避難”させて。

ダメ。ゼッタイ。半身浴充電
スマホを充電しながらの半身浴は、絶対にダメ! 濡れないように気をつけても絶対にダメ! 防水機能つきのスマホでも、充電中は絶対にダメ! 万が一、充電コードが浴槽に落ちたら、スマホの故障だけではなく、感電する可能性もありますよ!

こういった、スマホや充電器(ACアダプタ)が水分等で濡れたまま充電する「水濡れ充電」は、充電中に充電端子が発熱したり、焦げたりする事象が発生していて、とても危険な行為。たとえ防水機能つきのスマホであっても、充電端子が濡れていたら事故につながる可能性があります。必ずスマホ全体を乾かしてから、充電を行うようにしてくださいね。

また、スマホの充電端子に異物が入っていたり、microUSBを正しく接続しないことで、ショートのような状態になり、発熱・損傷するといったケースも報告されています。充電を安全に行うには、スマホの充電端子にmicroUSBを正しく接続することが重要なんです。

あぶなくない! microUSB端子の接続方法
左/microUSBをスマホに差し込む際は上下の向きを確認。中/四角い端子の場合は、特に上下の向きに注意して。右/向きを確認したら、端子に対して水平にまっすぐ接続しましょう
2015年の5月、モバイルコンピューティングを普及促進することを目的とし、KDDIも参加している「MCPC」(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)では、近年のこうした充電中の事故の発生を受けて、安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズを新設しました。

2016年8月には、より安心・安全な充電機器の普及を目指し、「モバイル充電安全認証」制度を開始。「MCPC」が規定する安全試験に合格した製品には以下のマークが付けられます。
スマホを充電するときについやってしまいがちな行動にどんな危険がひそんでいるのかを知っておくことで、充電中の事故や故障はぐっと減ります。また、正しい製品を、正しく使用していれば、充電による事故は防げます。このマークを見たら正しい充電方法を思い出して、あぶない充電とは「さらば」してくださいね。

auの下取りプログラムを徹底解説!最新スマホへお得に買い替え

新しいスマートフォンへの買い換えを、お得にできるものとして「下取り」という方法があります。今まで自分が使っていたスマートフォンを下取りに出して新しいスマートフォンの価格を割引にできる方法です。

今回は下取りの中でも、お買い得度が高く人気のauの「下取りプログラム」について解説していきます。
auの「下取りプログラム」って、どんなもの?
スマートフォンの買い換えの際の「下取り」といっても、様々な方法があります。
例えば、あらかじめ使っていたスマートフォンを中古買い取り店へ売り、それで得た下取り代金を次の機種の購入に充当するのも「下取り」です。

auが実施する「下取りプログラム」は、一般的な下取りとは何が違うのでしょうか?大きな違いとして、下取り額が一定額を保証されています。

例えば、iPhone 6を下取りに出した際、多少の落下痕や使用感があっても「27,000円」で下取りを行ってくれます。
もし、これが通常の中古買い取り店であれば「小傷で-500円」「落下痕で下取り額から20%減」など、下取りに出すスマートフォンの状態に応じ下取り金額が減額されていきますが、auの下取りプログラムではそれがありません。

また、auの下取りプログラムは機種変更を対象とした「下取りプログラム」と、他社からののりかえを対象とした「下取りプログラム(乗りかえ)」の2種類があります。

機種変更を対象とした「下取りプログラム」
機種変更を対象とした「下取りプログラム」ですが、こちらは下取りに出した場合、下取り端末代金が「au WALLETポイント」として還元されます。

Au WALLET ポイントは機種購入時の割引に使える他、au WALLET カードへチャージして買い物に使うこともできれば、auショップやau online shopで付属品やケース、フィルムといったアクセサリや周辺機器代の購入に利用したり、auかんたん決済が使えるオンラインサイトでの支払いに利用するといったことが可能です。

また、今使っている機種を下取りに出すタイミングは後日でもOK。データ移行を済ませてから、auショップへの持ち込みや郵送での下取りが可能になっている点も見逃せないポイントです。

他社から乗り換え(MNP)を対象とした「下取りプログラム(乗り換え)」
NTTドコモやSoftBank、格安SIM各社からauに乗り換えを行う際、それまで利用していた携帯電話・スマートフォンを下取りしてくれるキャンペーンが「下取りプログラム(乗り換え)」です。
機種変更の「下取りプログラム」と名称をわざわざ分けている通り、下取りした後の仕組みが変わってきます。下記の2択から選ぶことが可能になっています。
1.下取りした携帯電話・スマートフォンの機種代金を、新しい機種の購入代金に充当しその場で値引きをする
2. 下取りした携帯電話・スマートフォンの機種代金を、24ヶ月間の月額料金の割引に充当する
また「下取りプログラム(乗りかえ)」は機種変更とは違い、後日の下取りができません。
その場で下取りに出すことが条件になっているため、あらかじめデータのバックアップなどを取ってから乗り換えの手続きを行うようにしましょう。

なお、例外としてau online shopで購入した場合、乗り換えの場合の下取りも郵送となり、下取り代金の還元方法は機種変更同様のau WALLLET ポイントでの還元となる点には注意が必要です。
自分のスマホはいくらになる?下取り額をチェック
いざ下取りに出そう!と思ったとき、実際に自分の使っている携帯電話・スマートフォンがいくらで下取りしてもらえるかは最も気になる部分です。

そこでチェックしたいのが、au公式サイトの下取りプログラムの各ページ。下取り額は定期的に変更されているため、実際に新しい機種を購入する前に一度確認するのがオススメです。
ここで注意したいのが、機種変更の場合と乗り換えの場合の下取り額の違いです。
発売から二年が経過し、そろそろ買い換えタイミングという人も多いであろう「iPhone 6」を一例にあげると、
上記の通り、約3,000円ほど違ってきます。また、auのXperia Z3とNTTドコモのXperia Z3の場合は、
iPhone、Androidの違いはもちろん、同じシリーズでも発売時期がわずかに違うだけでも下取り金額は変わります。そして、上記のように機種変更と乗り換えで、同じ世代の機種であっても大幅に金額の違うものもあるため、下取り価格はあらかじめ間違えぬようチェックをしておきましょう。

バッテリーはなぜ“へたる”のか?

以前に比べ、バッテリーの持ちが悪い――。そうした疑念を感じていたら、それはバッテリーが“へたっている”せいかもしれない。

 実際、2013年1月から使用しているパソコン「ThinkPad X1 Carbon」で現在の満充電容量を見ると、工場出荷時の状態に比べ約72%に減っていた。約1年11カ月で30%近く減ったことになる。バッテリーがへたってきているのだ。
 バッテリーがへたるのは、内部の化学変化が原因だ。京都大学が2012年10月に発表した研究成果によると、時間の経過に伴い、正極表面にあるコバルトが化学変化を起こし、その部分にリチウムイオンを通しにくい膜ができる。リチウムイオンの移動が妨げられることになり、結果としてバッテリー容量の低下を招くことになる。
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バッテリー長寿の秘訣 ノートパソコン編
バッテリーはなぜ“へたる”のか? (2/4)
露木 久修、山崎 洋一=日経パソコン、原 如宏=ライター 2015/03/05 日経パソコン
出典:日経パソコン 2014年11月10日号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)目次一覧

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“へたり”促進の要因

 この化学変化を促進する要因は2つある。「サイクル劣化」と「保存劣化」と呼ばれるものだ)。
 サイクル劣化は充放電のサイクルを繰り返すことで起こる。バッテリーの充放電サイクルを繰り返すと、600回を超えるあたりで容量が急激に減っていく。
そこで、定格容量の50%になるあたりをバッテリー寿命とするメーカーが多い。以前は500回程度というのが一般的だったが、最近では劣化の進行を食い止める改善が進み、600~800回とすることが多いようだ。
なお、ここで言うサイクルとは、図5のように「0から100%まで」を1回としてカウントする。継ぎ足し充電をした場合、充電量が合計100%になった時点が1サイクルだ。
 さて、もう一つの劣化、すなわち保存劣化はただ放置しておいただけで起こる現象だ。NTTドコモの研究などによれば、満充電の状態、つまりバッテリーセルに高い圧力が掛かった状態で保存しておく方が劣化の進みは速いという。また、「高温の環境下で使うと、保存劣化がより速く進行する」(レノボ・ジャパン ThinkPad電源技術 松本 健次長)。

80%充電の功罪

 サイクル劣化はユーザーには防ぎようがない。バッテリーがなくなったら充電するしかないからだ。一方、保存劣化への対策はある。高温の環境下で使うことを避け、満充電の状態での保持を少なくすることだ。

 例えば、充電を80%程度で止めるユーティリティソフトが付属する製品がある(図6)。80%程度で充電を止める方が、バッテリーには優しい。ただ、必ずしも「満充電にしたからといって、それほど気に病む必要はない」(パナソニック 星野主任技師)。充電後すぐに使うのであれば劣化は進みにくいし、80%しか使えないよりも、目いっぱい使えた方が当然使い勝手は良いからだ。
では、ACアダプターを付けっぱなしの状態だとどうなるか。これは図7のような動作となる。満充電に近い範囲で充放電を繰り返すわけだ。ただ、これも必ずしも悪いわけではなさそうだ。レノボ・ジャパンの場合、「ACアダプターを付けたまま使っても、電圧を自動的に調整することで保存劣化をできるだけ防いでいる」(レノボ・ジャパン 松本次長)という。
 なお、ACアダプターを付けたままで使い続ける場合、注意点が1つある。それは、月に1度くらいの頻度で充放電した方がよいということだ。充放電によって、バッテリー内部が活性化し、劣化が防げるという。

「電池切れ」の不安解消 携帯バッテリー選びの新常識

スマートフォン(スマホ)やタブレット、ノートパソコンといった携帯端末はバッテリーで駆動する。外出先でバッテリーの残量がなくなって困ったり、バッテリー切れにならないかヒヤヒヤした経験をしたりしたことがある読者も多いだろう。そんな事態を回避できるツールが携帯型の「モバイルバッテリー」だ。最近では、身近な存在になりつつあるが、スマホに搭載されるバッテリーは年々大容量化しているし、タブレットも普及してきた。これによって、モバイルバッテリーの製品選びのポイントは変わりつつある。今回はモバイルバッテリー選びに関する疑問に答える。
モバイルバッテリーの容量は100%フルに使えるのか

 モバイルバッテリー選びで、まず見極めたいのが「容量」だ。各製品とも「mAh(ミリアンペア時)」で明記している。問題は、スペック上の容量と実際に利用できる容量に差があること。出力時に電圧を変換したり、過充電防止など動作を制御するチップを動かすために電力をロスする。実容量は、スペックの6~7割と考えたい
また「スマートフォン○回分充電可能」という表示にも注意しよう。試算に使われるのはバッテリー容量が1500mAh程度のスマホだからだ
最近は、3000 mAh前後が主流になっている。充電回数を目安にしたいなら、自分のスマホのバッテリー容量を調べて、適切な容量の製品を選ぼう。
モバイルバッテリーでタブレットを充電できるか

 スマホとタブレットでは、充電に必要な出力(アンペア)が違う。スマホは1A程度、タブレットでも使うなら2.1A以上出力できる製品を選びたい
特に注意したいのは、1端子ごとの最大出力だ。複数の端子がある製品では、出力値に2端子の合計値を記している製品もある。最大2.1A以上で出力できる端子が、1つ以上あることを確認しよう
モバイルバッテリーの寿命はどのくらいか

 モバイルバッテリーは、充電を繰り返すことで蓄えられる容量が徐々に減っていく。充電回数は、一般的な製品で500回程度だ。最近は、ソニーやパナソニックの製品などで1000回から最大2500回まで繰り返して使える製品も登場した
充電回数の上限を超えても、完全に使えなくなるわけではないが、長く安心して使いたいなら寿命や保証期間も考慮して選ぶとよい。
モバイルバッテリーの充電時間は?

 モバイルバッテリーは、ACアダプター、またはパソコンのUSB端子から充電する。それぞれ充電時間に差がある。ACアダプターは出力が高いため、USB端子に比べて充電時間が短くなる。容量10400mAhのエレコム製品では、充電時間は3倍以上も違う
もし、製品にACアダプターが付属していなかった場合、高出力のUSB充電器を利用して充電時間を短くする方法もある(モバイルバッテリーが0.5A以上の入力電流で充電できる場合)。
モバイルバッテリーはどこで買えるのか

 モバイルバッテリーは、メーカーによって販売先が変わる。家電量販店とネット、どちらでも買える大手メーカーと、オンラインショップを中心に販売する新興メーカーに分かれるためだ。前者はパナソニックやソニー、日立マクセル、バッファロー、エレコムなど。後者はアンカー・ジャパン(ANKER)やティ・アール・エイ(cheero)、ルックイーストなどがある。

 ここ数年、人気となっているのが後者の新興メーカー.流通コストを抑えることなどで、低価格ながら大容量・高出力の製品を販売している。人気のほどは、Amazon.co.jpの販売ランキング、モバイルバッテリー部門でトップ10の大半を新興メーカーが占めることからもうかがえる。
以下では、大手メーカー(水色)と新興メーカー(灰色)の製品で色分けしているので選択時の参考にしてほしい。

 一方、家電量販店で購入できる大手メーカーの製品にもメリットはある。それは、製品のサイズや重さを購入前に実際に手に取ってチェックできる点。薄型製品やケーブル収納、AC充電器としても使えるなど、特徴のある製品が多いのも魅力だ。

 なおアンカー・ジャパンは「家電量販店経由の販売も検討中」とのこと。今後は、新興メーカーの製品も量販店の店頭で購入できるようになっていきそうだ。
充電以外にも使える「多目的バッテリー」はどんなもの

 出張や旅行など、少しでも荷物を減らしたいとき、ズシリと重いモバイルバッテリーを複数持つのは大変。そこで検討したいのが、モバイルバッテリーにも使えるグッズだ。例えばアイ・オー・データ機器の「WFS-SR01」。

 2600mAhのバッテリーを搭載した小型の無線LANルーターだ。旅行時は、ホテルの客室のあるLAN端子とつなぎ、タブレットなどをインターネットに接続するのに使える。さらに、SDカードリーダーも搭載。デジカメ写真を無線LAN経由でパソコンやスマホなどに取り込める。

 変わり種では、サンコーが販売するひげそり兼用のモバイルバッテリーや、手回し充電も可能な米ゴール・ゼロの懐中電灯などもある。後者は災害時など緊急用の充電器としても利用できる。
海外旅行でモバイルバッテリー使えるのか

 航空機に搭乗する際、モバイルバッテリーはどこにしまっておけばよいか。一般に、モバイルバッテリーのようなリチウムイオン電池は危険物と見なされる。このため、持ち込みには明確な規定が定められている。

 モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を搭載した電子機器の区分の中で「予備電池」に区分され、持ち込めるか否かは、「ワット時定格量(Wh)」で決まる。制限がないのは100Wh以下のものだけ。100Whを超え、160Wh以下のものは最大2個、160Whを超える大容量バッテリーは持ち込み不可となる。注意したいのは手荷物としての持ち込みのみで、預ける荷物の中には入れておけないという点だ

「モバイルバッテリー」は、これから不足する

iPhoneが登場して10年が経ち、スマートフォンは携帯電話に取って代わった。コミュニケーション以外のさまざまなこと、たとえば写真やビデオの撮影、タクシー配車、健康管理などをスマートフォンで行うのが当たり前になっている。その結果として、スマートフォンが手元で稼働し続けていなければならず、われわれが気遣わなければならないことも増えた。

通信量の上限が決められているのであれば、毎月月末まで、その通信量を使い切らないように管理する必要がある。そしてバッテリーは、少なくともわれわれが起きて活動している時間帯は、残量を管理し、端末が使える状態にしておかなければならない。
デバイスの性能や価値を左右する

2016年のニュースを振り返ると、バッテリーはしばしば、その中心にあった。

サムスン電子「GALAXY Note 7」はバッテリーから発火する事故が相次ぎ、端末は販売停止となった。また、アップルの新型MacBook Proは、バッテリー持続時間を理由に、消費者団体が発行する『Consumer Report』誌で発売当初、推奨を受けることができなかった。

われわれは、スマートフォンやノートパソコン、デジタルカメラや電気自動車に至るまで、バッテリーに囲まれて生活している。そのため、バッテリーはデバイスの性能や価値を判断する重要な材料となっている。

他方、バッテリーを充電したり、外部バッテリーを持ち出して出先で充電する需要は高まる一方だ。そうしたビジネスの中心にいる企業であるアンカーで日本代表を務める井戸義経氏に、2016年、そして2017年以降のモバイルバッテリーを中心としたビジネスについて、話を聞いた。
外資系の大手証券会社のキャリアから、自分の手でもの作りに携わりたいと、30歳を期に転身したアンカージャパンの井戸氏。アンカーは、2016年には家電ブランド「eufy」(ユーフィー)を立ち上げるなど、スマートフォンの周辺機器からブランドを飛躍させている。中でも日本は、成長率が非常に高い重要な市場だ。

「これまで、コネクテッド(インターネット接続可能な機器)ではないものを作り続けてきたメーカーです。今後の成長分野であるコネクテッド分野への参入を、昨年、果たしました。掃除機やアロマデフューザーなどをラインナップしながら、価格競争力と、便利さ、たとえばAmazon Echo(エコー)の人工知能Alexa(アレクサ)と連携するなどのスマートさを、身近に広めていきたい」

アンカーは2009年、グーグルの検索エンジニアのスティーブン・ヤン氏(現アンカーCEO)らが立ち上げたスマホ周辺機器のメーカーで、本社はシリコンバレーのサンタクララやシアトルに拠点を有する。しかし開発の本拠地は中国の深センだ。

最近、組織構造の変革を行ったと語る井戸氏。250人の製品開発者は、製品カテゴリーごとに配置され、企画、研究開発、マーケティングの担当が属しているという。

たとえば今回のように、新たに家電ラインを立ち上げる場合、メンバーを社内外から集め、素早く組織化する。社内で新しいユニット(班)への異動を募ったり、グローバルの著名ブランドからデザイナーやプロダクトマネジャーを引き抜くこともある。

もしその製品ラインがうまくいかなくなったら、解散してほかのユニットが人材を吸収する。こうしたフレキシビリティ(柔軟さ)が、企業の新陳代謝と働く楽しさを作り出しているそうだ。

「ただし、組織についても試行錯誤を繰り返しています。チームを重視する体制に移行する以前は、マトリクス的に、製品を横断して担当の仕事をする、という体制を敷いていました。創業当初はグーグルの組織体制を参考にしてきましたが、中国のグローバル企業研究をしながら、その土地に合わせた変革を繰り返しているのです」
2016年はポケモンGO需要が爆発
日本では4期目となるアンカー。基本的に販社という位置づけだが、日本発のプロジェクトもいくつか進行中だという。2016年、世界成長は150%だったが、日本は200%と、グローバルの中でも飛び抜けて高い成長率を示している。

「2016年は、なんといってもポケモンGOの影響が大きかったです。アプリがアナウンスされたタイミングで、すでに販売がケタ違いになり、リリースされた日の午後には、バッテリーの売り上げが5倍になりました。あらゆる在庫がゼロになり、大変なおしかりを受けました」

グローバルの中でも、日本が最も鋭くポケモンGOに反応したという。ゲームを楽しみたい。しかしスマートフォンのバッテリーが生命線であるという現実もある。「ポケモンGOを楽しむならバッテリーが必要という理解が、最も進んでいたのではないか」と語る。
「今後、ポケモンGOに限らず、位置情報ゲームや高度なグラフィックス、あるいは拡張現実、仮想現実といったゲームが定着すれば、モバイルバッテリーのニーズはさらに高まっていくと予測しています。その反応が最初に表れるのは、今後も日本市場だとみています」(井戸氏)

アンカーは、深センに本拠地を置いていることからもわかるとおり、自社工場を持たない企業だ。それゆえに見えてくる市場環境の変化もあるという。

「世界の工場と言われる深センであっても、あらゆるリソースには限りがあります。たとえば、工場の働き手の増減や、春節以降の戻りのタイミングといった労働力の問題には、敏感に反応しなければなりません。

加えて、同業や別の産業との労働力やパーツの取り合いが展開されていることも、われわれのビジネスに大きく影響があり、また、そこにかかわっているからこそ予測できる近未来があります」

中古パソコンってどうなの?中古パソコン屋の裏側

たまには雑談でも書きますw

以前からこのブログに何回か書いていますが、
あたしは一時期、中古パソコン屋でバイトをしていたことがありまして、
入荷、セットアップ、クリーニング、出荷、電話対応(クレーム処理)など
かなり色々とやっていました。

中古パソコン屋といっても、あたしが居たところは店舗での販売は無く、
ネット上での販売と、業者さんからの注文で個人のお客さんに発送する感じでした。
また、出張・持込修理などもやっていました。

あたしなんかは全然初心者だったんですが、
大手の中古パソコン屋さんで昔働いておられた方が居たりして、
色々と教えていただきました。
ですので、あたしがやっていたことは、大体どこでも同じようにやっていると思います。

中古パソコンというと、やっぱり気になるのが見た目ということで、
今回はパソコンの入荷時の状態とクリーニングについて。

中古パソコンは、ほとんどが会社や学校などでリース品として使われていたもので、
リース期間が終了したリースアップ品が流れてきます。
状態は様々で、すごくキレイなものもあるのですが、
安く入荷しようとすると、見た目がゴミ同然なものも多くありますw
当然、安く入荷しないと利益が出ませんから、このゴミのようなものを
何とかしてキレイにするわけです。

デスクトップパソコンの場合は、キーボードやマウスは新品に変えるので
せいぜい本体に色あせがあったりキズがあるなぁという程度で済みます。
しかし、ノートパソコンの場合はかなり悲惨で、
キーボードの文字消えは日常茶飯事、液晶のヒンジがグラグラになっていたり、
割れていたりすることもよくあります。
正直、いくら安くても自分で使いたいパソコンだとは思えませんw
これは、仕事仲間全員言ってましたww

それでも、出来るだけお客さんに気持ちよく使って頂くために、
一生懸命クリーニングするわけです。

それでは、主にノートパソコンのクリーニング方法について書きましょう。

まず、会社や学校で使われていたものの場合、
テプラなどのシールがペタペタ貼ってあることが多いので、
シール剥がしを使ってシール跡をきれいに除去します。

次に、パソコン全体の掃除をします。
外側も大事ですが、内側にもホコリが溜まっていますから、
吸気口からエアーを吹いて、ホコリを除去します。
本当ならば、ある程度分解して掃除するのがいいのですが、
そんなことをやっていたら全く数が捌けないので、そこは妥協です。
外側は、洗剤を少しつけて、ぞうきんで拭いていきます。
最初は、マジッ○リンなんかを使っていたのですが、
マ○ペットのほうが良いとのことで、途中からマイ○ットを使うようになりましたw

次に、キーボードの掃除をします。
まず、あまりに文字消えがひどいものは、同型の機種で壊れたものから
消えたキーだけ移植します。
そして、次にキーボードの汚れをとっていきます。
長く使われていたものは、手あかがすごくついているので、
これをブラシやぞうきんなどを使って1つずつ落としていきます。
その後、キーボードの内部に溜ったほこりを除去するために、
ハケを使ってゴミを書きだし、エアーで吹き飛ばします。
ちなみに、キーボードの中に挟まっているもの1位は、ホッチキスの針ですw

最後に、液晶部分の掃除です。
最初は、液晶クリーナーを使っていたりしたのですが、
確実にキレイになる方法をご紹介。
100均でよく売っているメラミンスポンジに水をつけて、
ほどよい強さでこすり、ティッシュで拭きとります。
(枠の内部に水が入らないように注意)
これで、液晶表面がものすごくキレイになります。
お気づきの方もいるかもしれませんが、結局、表面を微妙に削っているだけなので、
古いもの以外ではやらないほうがいいですw
液晶表面に浅い傷がある場合は、水をつけない状態で
メラミンスポンジでこすると、きれいに傷がとれます。

こうして、ホコリに埋もれていたゴミ同然の汚いパソコンが
通常の中古パソコンにまでレベルアップしますw

しかし、やはり中古パソコンの状態(外見)は、あたり、はずれが多いです。
状態が細かく示されている場合は別ですが、
ネットで中古パソコンを買うのはやめたほうがいいと思いますw

パソコンも夏バテ!?延命に繋がる内部クリーニングのすすめ

まずノートPCは使っていれば自然に熱を持つので、バッテリーを接続して使う限りは(本体の冷却性能にもよりますが)発熱自体は避けることができません。これについては仕方ないでしょう。

しかし問題なのは、普通のノートパソコンバッテリーでの駆動時間を延ばすため、電源プラグをコンセントに差していれば勝手に100%まで充電されることです。自宅で使用する「電源プラグを差しっぱなし」という運用方法が、自動的に「バッテリー残量100%近くで充放電を繰り返す」あるいは「満充電に近い状態で保管される」という状態を招き、ほとんど使っていないバッテリーをどんどん劣化させて寿命を縮めていくわけです。つまり「家で普通に使い続けること」自体が「リチウムイオンバッテリーにとってかなり劣悪な使用環境」になってしまうのです。

熱と通常使用による劣化を防ぐために「バッテリー自体をPCから外しておく」という手はありますが、もしフル充電したまま保管しているなら、装着したままと同じ「劣化しやすい保管状態」になってしまいます。また、充電しない(使い切った)まま外しておくと、今度は逆に過放電状態になり使えなくなる可能性が出てきます。

上記のリンク先などの話を総合して考えると、バッテリーを外しておくときは半分(50%)程度充電して高温にならない暗所などに保管しておき、自然放電することも考えて定期的(半年程度)に再充電するのが望ましい環境と言えそうです。ただはっきりいって面倒ですし、せっかくのノートPCなのに「DELL Inspiron 5447バッテリーを外しているので、電源プラグを抜いてしまうと完全に電源が切れてしまう」という状態なのは、正直使いにくいでしょう。

サポート情報を引用したLenovoのように、一部のメーカのノートPCは充電量まで調節できるユーティリティを持っているので、それを使えばフル充電のままでの運用を防ぐことができます。しかし、その手のユーティリティが付いていないノートPCも多数存在します。このようなノートPCは、劣化することを承知の上で使い続けるか、保管環境を整えてバッテリーを外しておくしかないのでしょうか?

というところで本題。今回の「Smart Battery」は、そのような「充電管理ユーティリティ」が標準で用意されていないノートPCでも使うことができる「バッテリー管理フリーソフト」です。これを使えば、「フル充電のままノートPCを使い続けて、ほとんど使っていないバッテリーが死んでしまう」という状態を防ぐことができます。

移動性やサイズの問題から自宅でもデスクトップではなく、ノートPCを(あるいはサブとして)普通に使っているという人はかなり多いと思うのですが、そのような使い方でもやっぱり気になるのは N550J バッテリーの寿命。「たまにバッテリーで駆動させようと思ったら、ほとんど持たない」「コンセントから給電しっぱなしだったのに、猛烈にバッテリーが劣化してる」という現象は多くの人が体験しているはず。「ほとんどバッテリーを使ってないはずなのに、もう寿命?」と疑問に思うことも多いのでは。リチウムイオンバッテリーは消耗品なので、普通に「利用→充電」を繰り返すことによって徐々に劣化していきます。(例として一番わかりやすいのは携帯電話のバッテリー。)が、その「通常のサイクル」以外にも(場合によっては急激に)劣化する原因があり、それは主に下の三つだといわれています。

300

高温(熱)
過放電
限界まで充電したままでの再充電・利用・保管

設定を変えて充電量を変えたい場合

(初回の設定時を含めて)100%充電の設定からBalancedなどに変えたい、あるいは外で使いたいのでバッテリーを100%充電したい、などの充電の設定値を変えたい時は、作業に一手間必要になります。設定を変更しても即座にバッテリーやシステムには反映されません。

まずSmart Batteryの設定を変更したい値に変えて、その後バッテリー駆動のまま使ったり放置したりしてバッテリーの残量を減らしてください。例えば充電量を50%に制限している場合は、表示は100%でもバッテリー自体は50%までしか充電されていないので、あっという間にバッテリー残量が減っていくはずです。逆に初回の設定時などはフル充電から減らすことになるので多少は時間がかかるでしょうが、いずれにせよ充電量を減らす必要があるのでバッテリー駆動で起動させておきます。(ノートPCはバッテリー残量が少なくなると自動的に休止かスタンバイモードに移行するはずなので、無操作で休止・スタンバイになる設定を解除しておけば、電源プラグを抜いて放置しておくだけでもOKのはず。)

頃合いを見計らって電源プラグを差し直せば、自動的に充電モードに移行して「Battery Full Charging」ならバッテリーの限界まで充電され、「Balanced」なら充電量が75%、「Extended Battery Life Cycle」だと50%になった瞬間にHP BL06042XL バッテリー残量が100%に切り替わって充電が終わります。(テスト環境ではギリギリではなく、余裕を見て20~30%ぐらいまで減らしてから充電した。)

なおテスト環境では特に問題は起きませんでしたが、使用PC環境(ハードやソフト)によっては設定を変えたあとにPCを再起動した方がいいかもしれません。

バッテリーを実質使ってなければ、外して保存が原則 
もちろんすべてのノートパソコンに当てはまるわけではありませんので、念のためメーカにはご確認ください。

形だけバッテリが刺さっていても、バッテリーが劣化しきっているとか、そもそも不良のバッテリーがパソコンに装着されているだけでは本来のバッテリの役目は期待できません。
ところが長年バッテリーを刺しっぱなしで、かつ何も意識しないでいると、劣化しきっていることも気がつかないことが往々にしてあります。

これをチェックするのは簡単です。
いったんパソコンの電源を切って、電源アダプタのプラグをパソコン側から抜きます。つぎに、パソコンの電源スイッチを入れます。ここでパソコンが立ち上がってこないか、途中で切れたら、バッテリーが知らない間に劣化していたか、メモリ効果(ニッカド系バッテリー)でフル充電出来ないか、はたまたバッテリ内部ヒューズがとんでバッテリパックが故障している状況などが考えられます。ちゃんと立ち上がってきたら、バッテリーの充電状況を数字で確認できれば有る程度の目安が付きます。
直前まで連続して使っていた訳ですから、すくなくともその数値が70%以上、もっとあるはずです。

市販されているパソコンにはノート型とデスクトップ型の大きく分けて2種類あります。バッテリといえば、どんなメーカのどんな型のパソコンにも例外なく入っている時計を動かす小さな電池(通常はボタン電池)が一個はいっています。この Lenovo W550s バッテリーは抜くことはできません。
その他に、ノート型にはバッテリパックという単三電池のような小さな電池が何本も束ねてあるバッテリがあります。これはAC100V電源が無くても使えるようにバッテリパックから電源の供給を受けれるようにしている仕掛けです。
他方、デスクトップ型パソコンにはそのバッテリパックに相当する仕掛けはありません。常時AC100V電源が使えることを前提に作られていて電気が来ないときのことは一切考えられていません。

300

なにをいいたいかといえば、コンピュータの仕組みにとっては安定な電源を供給してくれるものならば、バッテリであろうが、AC電源であろうが、風力発電でも、太陽光発電でも、燃料電池でも、・・・なんだってかまわないのです。
そこでノートパソコンの仕組みを見ると、私がこれまで見たパソコンではバッテリを外しても特に問題がないものでした。

というのも、もしバッテリパックを付け忘れて、AC電源でスイッチを入れたらパソコンが壊れてしまうような設計をしていたら故障品の山が戻ってくるでしょう。人というのは注意書きとかは見ずにスイッチを入れるものだからです。
ですから、メーカとしてはどんな使われ方をされようとも簡単にこわれるパソコンを出したらクレームの嵐に遭うのはわかっているので、そこはあらゆる想定を考えて安全なようにつくるものです。
こういう背景がありますが、それでも念のためメーカにお尋ねください。

通常、 バッテリーを使おうが使わまいが、バッテリーが刺さっているだけで不意の停電には見事に役割を果たしてくれます。
これがメリットになるでしょう。しかし、雷と電力会社の事故を除いて、日本の電力事情で瞬間でも停電になることは年間を通しても限りなくゼロと言えます。東京電力の停電危機が昨年はありましたが、これは例外と言えます・・・・
その前提では、いつも机の上で置きっぱなしで使っているノートパソコンにバッテリーが刺さっているメリットはなく、むしろバッテリ自体にとってはデメリットになると考えています。

我が家のノートパソコンも世代を交代してきていますが、Dynabook、Mebuis2代目、Muramasa、もう何年になるでしょうか、バッテリーは刺さっていません。

ノートパソコン

まずノートPCは使っていれば自然に熱を持つので、バッテリーを接続して使う限りは(本体の冷却性能にもよりますが)発熱自体は避けることができません。これについては仕方ないでしょう。

しかし問題なのは、普通のノートパソコンバッテリーでの駆動時間を延ばすため、電源プラグをコンセントに差していれば勝手に100%まで充電されることです。自宅で使用する「電源プラグを差しっぱなし」という運用方法が、自動的に「バッテリー残量100%近くで充放電を繰り返す」あるいは「満充電に近い状態で保管される」という状態を招き、ほとんど使っていないバッテリーをどんどん劣化させて寿命を縮めていくわけです。つまり「家で普通に使い続けること」自体が「リチウムイオンバッテリーにとってかなり劣悪な使用環境」になってしまうのです。

熱と通常使用による劣化を防ぐために「バッテリー自体をPCから外しておく」という手はありますが、もしフル充電したまま保管しているなら、装着したままと同じ「劣化しやすい保管状態」になってしまいます。また、充電しない(使い切った)まま外しておくと、今度は逆に過放電状態になり使えなくなる可能性が出てきます。

上記のリンク先などの話を総合して考えると、バッテリーを外しておくときは半分(50%)程度充電して高温にならない暗所などに保管しておき、自然放電することも考えて定期的(半年程度)に再充電するのが望ましい環境と言えそうです。ただはっきりいって面倒ですし、せっかくのノートPCなのに「DELL Inspiron 5447バッテリーを外しているので、電源プラグを抜いてしまうと完全に電源が切れてしまう」という状態なのは、正直使いにくいでしょう。

サポート情報を引用したLenovoのように、一部のメーカのノートPCは充電量まで調節できるユーティリティを持っているので、それを使えばフル充電のままでの運用を防ぐことができます。しかし、その手のユーティリティが付いていないノートPCも多数存在します。このようなノートPCは、劣化することを承知の上で使い続けるか、保管環境を整えてバッテリーを外しておくしかないのでしょうか?

というところで本題。今回の「Smart Battery」は、そのような「充電管理ユーティリティ」が標準で用意されていないノートPCでも使うことができる「バッテリー管理フリーソフト」です。これを使えば、「フル充電のままノートPCを使い続けて、ほとんど使っていないバッテリーが死んでしまう」という状態を防ぐことができます。

移動性やサイズの問題から自宅でもデスクトップではなく、ノートPCを(あるいはサブとして)普通に使っているという人はかなり多いと思うのですが、そのような使い方でもやっぱり気になるのは N550J バッテリーの寿命。「たまにバッテリーで駆動させようと思ったら、ほとんど持たない」「コンセントから給電しっぱなしだったのに、猛烈にバッテリーが劣化してる」という現象は多くの人が体験しているはず。「ほとんどバッテリーを使ってないはずなのに、もう寿命?」と疑問に思うことも多いのでは。リチウムイオンバッテリーは消耗品なので、普通に「利用→充電」を繰り返すことによって徐々に劣化していきます。(例として一番わかりやすいのは携帯電話のバッテリー。)が、その「通常のサイクル」以外にも(場合によっては急激に)劣化する原因があり、それは主に下の三つだといわれています。

300

高温(熱)
過放電
限界まで充電したままでの再充電・利用・保管

設定を変えて充電量を変えたい場合

(初回の設定時を含めて)100%充電の設定からBalancedなどに変えたい、あるいは外で使いたいのでバッテリーを100%充電したい、などの充電の設定値を変えたい時は、作業に一手間必要になります。設定を変更しても即座にバッテリーやシステムには反映されません。

まずSmart Batteryの設定を変更したい値に変えて、その後バッテリー駆動のまま使ったり放置したりしてバッテリーの残量を減らしてください。例えば充電量を50%に制限している場合は、表示は100%でもバッテリー自体は50%までしか充電されていないので、あっという間にバッテリー残量が減っていくはずです。逆に初回の設定時などはフル充電から減らすことになるので多少は時間がかかるでしょうが、いずれにせよ充電量を減らす必要があるのでバッテリー駆動で起動させておきます。(ノートPCはバッテリー残量が少なくなると自動的に休止かスタンバイモードに移行するはずなので、無操作で休止・スタンバイになる設定を解除しておけば、電源プラグを抜いて放置しておくだけでもOKのはず。)

頃合いを見計らって電源プラグを差し直せば、自動的に充電モードに移行して「Battery Full Charging」ならバッテリーの限界まで充電され、「Balanced」なら充電量が75%、「Extended Battery Life Cycle」だと50%になった瞬間にHP BL06042XL バッテリー残量が100%に切り替わって充電が終わります。(テスト環境ではギリギリではなく、余裕を見て20~30%ぐらいまで減らしてから充電した。)

なおテスト環境では特に問題は起きませんでしたが、使用PC環境(ハードやソフト)によっては設定を変えたあとにPCを再起動した方がいいかもしれません。

バッテリーを実質使ってなければ、外して保存が原則 
もちろんすべてのノートパソコンに当てはまるわけではありませんので、念のためメーカにはご確認ください。

形だけバッテリが刺さっていても、バッテリーが劣化しきっているとか、そもそも不良のバッテリーがパソコンに装着されているだけでは本来のバッテリの役目は期待できません。
ところが長年バッテリーを刺しっぱなしで、かつ何も意識しないでいると、劣化しきっていることも気がつかないことが往々にしてあります。

これをチェックするのは簡単です。
いったんパソコンの電源を切って、電源アダプタのプラグをパソコン側から抜きます。つぎに、パソコンの電源スイッチを入れます。ここでパソコンが立ち上がってこないか、途中で切れたら、バッテリーが知らない間に劣化していたか、メモリ効果(ニッカド系バッテリー)でフル充電出来ないか、はたまたバッテリ内部ヒューズがとんでバッテリパックが故障している状況などが考えられます。ちゃんと立ち上がってきたら、バッテリーの充電状況を数字で確認できれば有る程度の目安が付きます。
直前まで連続して使っていた訳ですから、すくなくともその数値が70%以上、もっとあるはずです。

市販されているパソコンにはノート型とデスクトップ型の大きく分けて2種類あります。バッテリといえば、どんなメーカのどんな型のパソコンにも例外なく入っている時計を動かす小さな電池(通常はボタン電池)が一個はいっています。この Lenovo W550s バッテリーは抜くことはできません。
その他に、ノート型にはバッテリパックという単三電池のような小さな電池が何本も束ねてあるバッテリがあります。これはAC100V電源が無くても使えるようにバッテリパックから電源の供給を受けれるようにしている仕掛けです。
他方、デスクトップ型パソコンにはそのバッテリパックに相当する仕掛けはありません。常時AC100V電源が使えることを前提に作られていて電気が来ないときのことは一切考えられていません。

300

なにをいいたいかといえば、コンピュータの仕組みにとっては安定な電源を供給してくれるものならば、バッテリであろうが、AC電源であろうが、風力発電でも、太陽光発電でも、燃料電池でも、・・・なんだってかまわないのです。
そこでノートパソコンの仕組みを見ると、私がこれまで見たパソコンではバッテリを外しても特に問題がないものでした。

というのも、もしバッテリパックを付け忘れて、AC電源でスイッチを入れたらパソコンが壊れてしまうような設計をしていたら故障品の山が戻ってくるでしょう。人というのは注意書きとかは見ずにスイッチを入れるものだからです。
ですから、メーカとしてはどんな使われ方をされようとも簡単にこわれるパソコンを出したらクレームの嵐に遭うのはわかっているので、そこはあらゆる想定を考えて安全なようにつくるものです。
こういう背景がありますが、それでも念のためメーカにお尋ねください。

通常、 バッテリーを使おうが使わまいが、バッテリーが刺さっているだけで不意の停電には見事に役割を果たしてくれます。
これがメリットになるでしょう。しかし、雷と電力会社の事故を除いて、日本の電力事情で瞬間でも停電になることは年間を通しても限りなくゼロと言えます。東京電力の停電危機が昨年はありましたが、これは例外と言えます・・・・
その前提では、いつも机の上で置きっぱなしで使っているノートパソコンにバッテリーが刺さっているメリットはなく、むしろバッテリ自体にとってはデメリットになると考えています。

我が家のノートパソコンも世代を交代してきていますが、Dynabook、Mebuis2代目、Muramasa、もう何年になるでしょうか、バッテリーは刺さっていません。

バッテリーの初期化

ノートパソコンのバッテリーパックを初期化する Sharp Mebius の例です。
マニュアルにはこんな風に書かれています。–ご参考まで–
バッテリーパックは残量のあるうちに充電を繰り返すと、寿命が短くなる性質があります。
・・・寿命という言葉は適切でないですね。ここでいいたかったのはメモリ効果による電池の持ちがわるくなるということでしょう。 

バッテリー残量表示と実際の操作時間の誤差が大きくなったときや、新しいバッテリーパックと交換したときは、次のような手順で初期化してください。
・・・初期化とはメモリ効果をクリアすることです

(作業途中 <バッテリーパックの放電中> に、AC電源を接続しないようにしてください。)
・・・電池のなかの電気を使い切る趣旨なので100Vから電気をとらないということです。 

1.ACアダプタをつないで、パソコンの電源を入れます。

2.「画面に to enter System Configuration Utility」 と表示されている間に、[F2] キーを押します。
    ・・・これは、Windowsを立ち上がらせないで電池を使い切る仕掛けです。Windowsが立ち上がってしまうとどんなときでもWindowsが仕事をできるように最低限の電気を残すようになっていて最後の一滴の電気はどうしても使い切ることができない仕組みによるものです。

3.「セットアップユーティリティ」画面が表示されます。
  ここでACアダプタを外して、バッテリーの残量が完全になくなって電源が切れるまで放置します。
  ・・・最後の一滴まで使い切り、その後勝手に切れるのでそのまま放って置きます

製品によっては、セットアップユーティリティの設定変更が必要な場合が有りますので、商品同梱の「取扱説明書」でご確認下さい。
・・・このとおりでパソコンによって操作方法がちがうので取扱説明書を見るしかありません。

○初期化時間の目安は、商品同梱の「取扱説明書」や「仕様一覧」でご確認下さい。 
    ・・・特に見るまでありません。使い切れば勝手に終わるわけですから、気長に待てばいいだけの話です。

4.ACアダプタをつないで、満充電になるまで充電します。
満充電になると、バッテリーランプが緑色に点灯します。

5.もう1度、手順1~4を繰り返し、バッテリーパックを完全に放電し、再度、満充電になる作業を繰り返します。
・・・ここがポイントです。バッテリーメーカはこの一連の作業を「2~3回行え!」といっており、3回位やらないとメモリ効果がとれない場合もあるとおもいます。

バッテリーパックは消耗品です。初期化しても極端に使用時間が短くなったときは、新しいバッテリーパックと交換してください。
・・・メーカとしてはバッテリーについては保障したくないから盛んに「消耗品だよ!!」と宣伝していますが、一概に消耗品と片付けらない問題の深さがバッテリーに関することにはあり「ちょっとぉ」という気がします。 
バッテリーの保存方法
★★ 警告 満充電のまま保存しない!!★★ 内部圧力が上がり、ヒューズ切れてパーになることがある
バッテリーメーカによれば、 50%ぐらい充電して涼しい場所に保管する ことがベストとのことです。

バッテリパックの内部には単三電池みたいな形状の小さな電池が何本も直列やら並列でつながれていて、その一本一本に内部が異常な圧力まで高まったときに物理的に回路を切ってしまうヒューズが入っている。これが切れて火災などを防いでいる。100%充電のまま保存をする場合にそのフューズが切れることがあり、しかもそのフューズは不可逆的で、直すことはできないのでたとえ一カ所のフューズがきれてもバッテリパック全体が使えなくなる。

保存してあるバッテリパックを点検する為に、数ヶ月に一度ぐらいパソコンに装着して充電度合いを確認するぐらいで、まあぁ、それほど神経質になることもないとおもいます。