あなたのPCはトイレより汚いかも?

「年末PC大掃除!」多忙なビジネスマンこそ知るべきお手軽クリーニング術

気づけば、2016年もあと数日。多くのビジネスマンが年末に向けて追い込みをかけている頃ではないでしょうか。

そしてそれは、1年間ともに働き続けたPCも同じこと。よく見てみると、今まで気付かなかった液晶の汚れや、キーボードの間にたまっているホコリが目に付きませんか?

そこで今回は、“年末大掃除”とかけて、たった「5分」で劇的に綺麗になるクリーニング術を、PC修理のプロであるの木谷さんに伝授して頂きました。

「忙しくて掃除どころじゃない!」というビジネスマンこそ必見!あなたの相棒をピカピカにして、仕事納めに向けてラストスパートをかけましょう!

キーボードや液晶だけじゃない!?掃除すべきPCの汚れポイント

―早速、ノートPCを掃除するにあたって、チェックすべき箇所を教えてください。

木谷:PCが汚れる部分として特に注意しなければいけないのが「CPUファン」ですね。CPUファンがきちんと動いていないと、熱暴走を起こす危険性があります。基盤の熱を冷やすために欠かせない装置です。

PCを起動し続けているとどうしても外の空気を吸い込んでしまうので、掃除が行き届いている場所で仕事をしていても多少はホコリを取り込んでしまいます。使用環境によっては完全にホコリが詰まってしまうこともあるので、まずはCPUファンを綺麗にすることを考えるべきですね。

ただ、PCによっては裏側を取り外して見ないといけない場合もあります。分解は専門家でないと出来ない場合もあるので、一般の方がCPUのケアをする際は、エアダスターなどで外の入り口からエアを吹きかけてみるとよいでしょう。

ホコリを吹き飛ばすだけでも全然違いますね。

―CPUファンは全く気にしていなかったので、掃除するうえで重要だったとは知りませんでした。目に付きやすいPCの外観部分ではどうでしょう?

木谷:やはり、キーボードの隙間にホコリや食べ物のカスが入ってしまったりすることが多いので、CPUファンの時と同じくエアダスターで吹きかけることによってある程度の汚れは取れると思います。

それから、液晶画面はどうしても指紋がベタベタと付いてしまいますよね?そうした汚れは拭き取ってしまいたくなるのですが、ここでひとつ注意が必要です。

拭き掃除の際に、つい一般的なウェットティッシュを使ってしまいがちですが、実はあれ、とても水分が多いんです。その水分が外枠の隙間から入ってしまうことがあるので、水気の少ないもので拭くことをオススメします。

過去に、なんと液晶に洗剤をかけてしまったお客様もいらっしゃったのですが、洗剤でも水分を直接かけるような行為は絶対NGです。

なので、洗剤を使うのであればティッシュに少量付けてから拭いてください。水分の取扱に十分ご注意ください。

―掃除する箇所としてはここまでCPUファン、キーボード、液晶が出てきましたが、ズバリ一番汚くなる部分ってどこですか?

木谷:実は、意外とトラックパッドが一番汚れているんです。よく見て頂くと分かると思うんですが、隙間にかなりゴミが溜まっていますよね?

―確かに、相当汚れてますね…。

木谷:それに加えて、キーボードの手前の手を置くスペースですね。

やはり、どうしても常に手で触れている部分なので、他の箇所以上に指紋や手の脂がべったりと付着してしまっているんです。なので、汚れが分かりやすい液晶やキーボードに目がいきがちですが、トラックパッド付近も忘れずに掃除してあげましょう。

トイレ以上に汚い?メンテナンスを怠ると起こる様々な不具合

―多忙なビジネスマンの場合、なかなか掃除する暇もなくPCを1年中使い続けてしまうこともあると思うのですが、長い間ケアを怠ってしまうことによって起こりうる異常や問題があれば教えてください。

木谷:メンテナンスをせずに使い続けてしまうと、PCの内部に熱がこもり、コンピュータの制御や情報転送をつかさどるCPUの温度が下がらなくなってしまいます。それによってPCの電源が付かなくなってしまったり、最悪の場合はPC自体が壊れてしまうこともあるんです。

―症状の大きさはユーザーや使用環境によっても違うのですか?

木谷:だいぶ違いますね。たとえば、犬や猫などのペットを飼っている方ですと、部屋中に毛が落ちてしまっているので、CPUファンに毛の塊ができて完全に詰まってしまうことがあります。

あとは喫煙者の場合ですね。CPUファンによってタバコの煙を取り込んでしまうので、内部にヤニが入ります。それによって、このPCのように気付いたら中が真っ茶色になってしまうことも…。

―機体が白いせいか、汚れがかなり目立ちますね…。仕事をしながらタバコを吸うことは、人間にとってもPCにとっても良くないんですね。

木谷:そうです。たとえば、工場のようなゴミが舞っている現場で働いているお客様の場合だと、PCに大量なホコリが詰まっていても仕方がないとは思います。ですが、それ以上にタバコの煙によるヤニはPCに多大な悪影響を及ぼすので、喫煙者のユーザーの方は特に定期的なメンテナンスが必要ですね。

―ビジネスマンの場合、自分は喫煙者じゃないから関係ないと思っていても、周りにタバコを吸う方がいれば、PCも人間でいう受動喫煙してしまっている可能性がありますしね。そういった使用環境にいる方々もメンテナンスは欠かせませんね。では極端な話、モノによってはトイレより汚いPCもあるのでしょうか?

木谷:ユーザーの方によりますが、使い方や使用環境によってはトイレより汚いと言っても過言ではありません。

当店のような修理専門店にPCを持って来られる方というのは、多忙だからというのもあるとは思いますが、あまりメンテナンスという点において気を使われていない方が多いので、そういったPCに遭遇する機会はよくありますね。

仕事の合間に「5分」でできる!プロが教える簡単PCクリーニング術

―本当に身近で買える物ばかりですね!では、そういったお掃除グッズなども踏まえて、忙しいビジネスマン向けに仕事の合間にでもできる簡単なPCの清掃方法を実践しながらレクチャーして頂けますか?

PCクリーニング術その1:CPUファン

木谷:分かりやすく古いタイプのPCで説明しますね。本当に手っ取り早い方法は、このCPUファンの通気口にエアダスターを吹きかけることです。これは10秒ぐらいで終わる作業なので簡単ですね。

ただ、吹きかける際は必ず電源を落として、アダプターも抜いておいてください。外観部分を軽く拭く程度なら電源を付けたままでも構いませんが、ガッツリ掃除するのでしたらシャットダウンはマストです。

それと、バッテリーが外れるタイプのPCでしたら、このように外しておくと安全ですね。

ただし先程もお話しましたが、メーカーによってはPCの裏側を開ける行為は改造行為とみなされ、保証が受けられなくなる可能性がありますので、ご注意ください。

それを踏まえて、CPUファンを中から掃除していきます。このように、ネジを回してパカッと蓋を開けていきましょう。

蓋を開けてCPUファンが見えるタイプのPCだと掃除しやすいですね。続けて、ファンに直接エアダスターを吹きかけていきます。

―風を使ってホコリを飛ばしているんですか?

木谷:そうですね。ですから、何か薬品を使って飛ばしているわけではないですし、風を拭き当てるだけで細かいカスやホコリはしっかり取り去ることができます。

PCクリーニング術その2:キーボード

―キーボードはどのように掃除するのでしょうか?

木谷:キーボードの場合は、液晶用ウェットティッシュで拭いて頂ければ綺麗に汚れを落とせます。

―液晶用ウェットティッシュは画面だけでなく、キーボードを含めたPC全体に使用できるんですね!

木谷:そうですね。使い勝手がいいのでとても便利です。それと、CPUファンの時と同様にエアダスターで吹きかけでも効果はあると思います。

ウェットティッシュやエアダスターがない場合は、綿棒を使ってキーボードの隙間を拭いて頂くだけでもいいと思いますね。

―なるほど。基本的に「拭く」「飛ばす」というのが手っ取り早い清掃方法として考えていいのでしょうか?

木谷:あまりに深刻な汚れや故障であれば専門家頼みということになりますが、ユーザーの方ができる範囲としては、その2つの清掃方法が素早く綺麗にしてあげられると思います。

PCクリーニング術その3:液晶画面

―液晶画面の掃除の際ですが、紹介して頂いた液晶用ウェットティッシュを持っていない方もいると思うので、自宅にある物でできる清掃方法はあれば教えてください。

木谷:その場合は、一般的に使われているようなリビング用の洗剤をティッシュに付けて拭いて頂ければ液晶用ウェットティッシュの代わりには十分ですね。

注意点としては、あまり付け過ぎないというところと、拭き終えた後に何も付けていないティッシュで空拭きをしてあげると拭き跡も残らずに綺麗にすることができます。

汚れがひどい場合でも、洗剤が少し湿ってるくらいで構いません。それでも軽く拭きとるだけでこの通りびっしりと汚れが取れます。

―真っ黒ですね~。これぐらいしっかり汚れが取れると逆に気持ちがいいです(笑)

PCクリーニング術その4:トラックパッド周辺

木谷:最後にトラックパッドとその周辺部分を掃除していきます。今までと同じように液晶用ウェットティッシュを使って、ゴシゴシ拭いていきましょう。

冒頭でもお話したように、トラックパッドの隙間なんかにゴミが溜まりやすいので見落とさないようにしてください。

それと、シミや手の脂がこびりついてしまった汚れはなかなか落とすことができないので、その場合は激落ちくんで擦ってあげるとだいぶ違うと思います。

―激落ちくんの場合も洗剤や水を付けて拭くんですか?

木谷:重度の汚れなら洗剤などを少量染み込ませます。ですが、基本は付けなくても十分汚れを落とすことは可能ですね。

劇的!PCビフォーアフター

―では、木谷さんがPCにクリーニング術を施す前後でどれくらい効果があるのか検証させてください。

木谷:はい。分かりやすいようにPCの液晶画面で比べてみましょう。左半分が拭く前で、右半分が液晶用ウェットティッシュで拭いた後になります。

―もう明らかに違いますね。掃除を怠っていた僕としては、今まで左半分の状態で仕事をしていたんだという事実に動揺を隠せないでいます(笑)

木谷:ずっと汚れたままで使い続けていると、その状態に目が慣れてしまって実際の汚れに気が付かなかったりしますよね?なので、このように一度PCの汚れの差を知ることで、定期的なメンテナンスの継続に繋がるいいきっかけになるのではないでしょうか。

ノートパソコンでACアダプタが認識されない

ノートパソコンでACアダプタが認識されないことがあります。

NEC製、Lavie L LL750/CS6C を使っているのですが、ここ最近ACアダプタ電源が認識されません。
AC電源にて利用中、コード等が抜けていないにも関わらずバッテリー起動になりで2時間位でバッテリー容量がなくなります。
気がついてコードを抜き差ししてもAC電源供給になることはなく、電源を切りバッテリーを一旦外さなければACアダプタが認識されません。
というか、電源さえ入らないこともあります。その時はバッテリーを付けずに起動したらできたので再度落とし、バッテリーを付けて起動しました。

バッテリーリフレッシュ・診断をし、良好の診断がでましたが、数日後には上記のような症状が再発しました。

いつも症状がでるというわけではないので、対策に困っています。
充電のトラブルに関して考えられるのは、ざっと考えても以下のような項目があります。
1.バッテリーのトラブル(内蔵されている充電用チップ等も含む)
2.ACアダプターのトラブル(回路の不具合、断線等)
3.PC本体のAC電源供給部分のトラブル
4.PC本体の充電系統のトラブル
5.PC本体とバッテリーの接続部のトラブル

実行して確認してみるのは、バッテリーを完全に外した状態で、ACアダプターのみの接続でPCを使用した場合に、起動出来るかどうか?です。
何度使っても、完全に起動出来るなら、ACアダプターと、PC/ACアダプターの接続には、問題が無い事になりますから、バッテリーを含む充電系統のトラブルという可能性が高くなります。

逆に、全く起動出来なかったり、起動出来ない場合があるなら、バッテリーとは関係なく、ACアダプターや本体との接続に問題がある可能性が高いと思われます。
可能なら、コンセントとACアダプターを繋いでいるケーブルなど交換してみれば、その部分での断線の可能性の有無が確認出来るかと。

[VAIO_PC] 電源が入らない場合の確認事項

使用環境を確認し、PC本体の放電を行います。

対象製品
VAIO PC 全般

説明
電源ボタンを押しても電源ランプが点灯せずに電源が入らない場合は、使用環境などが原因となっていないかをご確認ください。

以下の内容を確認しても電源が入らない場合は、本体の電源に関する故障の可能性があります。

電源を供給できていない

接続した周辺機器が影響している

メモリーなどの増設機器が影響している

使用環境(温度・湿度)による影響

目次

事前確認

対処方法
内容
【事前確認】

ACアダプターの通電ランプが点灯しているか、確認します。
点灯していない場合は、電源ケーブルが壁のコンセントにしっかり接続されているか、ACアダプターにしっかり接続されているか、確認します。
接続しなおしてもACアダプターのランプが点灯しない場合は、ACアダプターの問題の可能性があります。
VAIO サポートセンター「修理相談窓口」までご相談ください。

修理のご相談

ご購入直後 や 修理からの返却直後の場合

ご購入直後 および、修理からの返却直後は、輸送中の誤動作防止のため
ACアダプターを接続しなければ、電源が入らない様に設定して出荷しています。

そのため、ACアダプターを接続せずに、電源ボタンを押しても電源は入りません。
ご購入直後でバッテリー駆動にて電源が入らない場合は、ACアダプターを接続して再度電源ボタンを押してください。

VAIO Z をご使用の場合は以下のQ&Aを確認してください。
▼関連Q&A:
[VJZ13A*][VJZ13B*][VJZ131*] 電源が入らない

電源ボタンを押しても電源ランプが点灯せずに電源が入らない場合は、使用環境などが原因となっていないかご確認ください。
以下の内容を確認しても電源が入らない場合は、本体の電源に関する故障の可能性があります。
電源を供給できていない
接続した周辺機器が影響している
使用環境(温度・湿度)による影響
寒い戸外から暖かい屋内に持ち込んだり、湿度の高い場所で使用した場合は、本体の内部に結露が発生する可能性があります。
結露が発生している可能性がある場合は、1時間ほど待ってから電源を入れなおしてください。
メモリーなどの増設機器が影響している場合や、メモリーなどの増設後に電源が入らない場合は
可能であれば増設した機器をいったんはずして、電源が入るかを確認します。
対処方法
PC本体の放電を行い、現象が改善されるかをご確認ください。

本体に接続されているすべての周辺機器やケーブルをはずします。
バッテリー搭載モデルの場合は、バッテリーも本体から取りはずします。
バッテリーオフボタン搭載モデルの場合は、バッテリーオフボタンを3秒以上押します。

▼関連Q&A:
[VAIO_PC] バッテリーオフボタンの位置一覧

約5分間、そのまま放置します

5分以上が経過したら、電源ケーブル、またはACアダプターを接続します

電源ケーブル、またはACアダプターは、本体に付属の純正品をご使用ください。
【参考】
コンセントは、ほかの電気製品であらかじめ通電が確認できたものを利用してください。
また、延長ケーブルやタコ足配線のコンセントではなく、壁のコンセントに直接挿してください。

本体の電源を入れ、正常に起動できるか確認します。

別のパソコンのACアダプターは使っても大丈夫?

ACアダプターを自宅に置いて会社に来てしまった。でも、手元に古いパソコンのACアダプターがある。電圧や電流の数値も似たようなものだし、サイズもピッタリ。挿して使ってしまおうか――。

 これは絶対に避けた方がよい。確かに同じメーカーの新旧製品で、ACアダプターに互換性を確保している場合もある。しかし、メーカーがきちんと互換性をうたっていない場合は、使い回すのはやめるべきだ。

 たとえプラグのサイズが同じで挿し込めたとしても、ACアダプターの電圧、電流、極性(+と-)が違っていると、故障の原因となる。

 電圧、電流が違っている場合、仮に動作しても、正しい状態ではないので、ACアダプターや電源回路に負荷を与える。例えば、本体側が要求する値の方が大きいと、ACアダプターに負荷が掛かる。最悪、発火する危険もある。また、極性が違っている場合は動作しない。
●別のパソコンのアダプターは使えても危険!
付属のACアダプター、もしくはメーカー指定のACアダプターでないものを利用するのは危険。たとえ使えたとしても、ACアダプター内部やパソコンに負荷を与えている危険がある。最悪の場合、火災になることもあるので利用は控えよう
いずれにせよ、動作保証の範囲外。壊れても自己責任だ。その場しのぎだとしてもやめた方が無難だ。

PCをUSB Type-C/USB PD対応モバイルバッテリーで充電する新しい使い方

今年はUSB Type-Cの当たり年と言ってよいほど、USB Type-Cに対応した機器が増えている。モバイルノートPCも同様で、今年のモデルからUSB Type-C端子が搭載したノートPCが爆発的に増えつつある。

そうした製品に、USB Type-C、そしてUSBに大電力を供給する仕様であるUSB PD(PowerDelivery)に対応したモバイルバッテリーを組み合わせると、1日バッテリーで利用できるノートPCの使い方が可能になるのだ。

 現状一般的なノートPCに採用されているCoreプロセッサのUプロセッサ搭載のPCが必要とするような45W、65Wに近い給電を可能にしているUSB PD対応モバイルバッテリーで日本国内で正規に販売されているのが、ASUS JAPANが販売しているZenPower Maxになる。

本記事ではそうしたUSB PD対応モバイルバッテリーでPCが充電出来るようになる背景、実際の使い勝手などについて紹介していきたい。

デジタルの標準端子の座を獲得したUSB、新しいUSB Type-C端子へ徐々に移行

 デジタルの世界で標準規格の端子としての座を獲得しているのがUSB(Universal Serial Bus、ユーエスビーと発音する)であることに異論を唱える人はいないだろう。1996年にIntelやMicrosoftなどが中心となって規定されたUSBは、当初はPCに周辺機器を接続する規格としてスタートした。

その後、USB1.1(1998年)、USB 2.0(2000年)、USB 3.0(2008年)、USB 3.1(2013年)と進化してきて、まもなく新しいUSB 3.2という仕様が規定される予定になっている。

 そうしたUSBの端子で、最近注目を集めているのがUSB Type-C(ユーエスビータイプシー、省略する場合にはUSB-C/ユーエスビーシー)端子だ。USB Type-Cは”USB Type-C Specification”という仕様書の中で規定されている端子で、従来のUSB機器で一般的に利用されてきたStandard-A端子、Micro-AB端子などに変わって、今後普及することが見込まれている。

既に2015年頃から搭載機器は発売されており、PCでは2015年にAppleが発売したMacBook(2015年型)に初めて採用された。その後Windows PCなどでも採用が始まっており、特に今年発売した製品ではプレミアム向けのPCを中心に採用が進んでいる。

USB Type-Cは、従来のStandard-A端子の弱点であった大きさ、リバーシブルではないこと、そしてMicro-B端子の弱点だった大容量の電流を流すことができない点を補うために作られた。

端子は両面どちらも使うことができるリバーシブルで、かつコンパクトでありながら大容量の電力を流すことが可能になっている。また、Altモードと呼ばれる、USBのケーブルを利用して他の規格(DisplayPortやHDMIなど)のプロトコルを流すことができるのも特徴で、USB Type-Cのケーブルを利用してディスプレイ出力を行うなどの使い方もできるようになっている。

 こうした特徴を持っているため、今後USB Type-CはStandard-AやMicro-ABを置き換えていくことになると考えられている。ただ、既にUSBポートはある意味社会インフラの1つになっており、空港や駅といった公共スペースや、航空機や列車の中などにもUSBポート(Standard-A)が備えられていることが増えている。それらがUSB Type-Cに置き換わるまでには10年単位での時間が必要になると考えられるため、時間はかかるとは思うが徐々にUSB Type-Cになっていくだろう。

USBはType-C以前から、スマートフォンやタブレットの充電に活用されてきた。USB 2.0までは5V(電圧) 0.5A(電流)=2.5Wの電力をデバイスに供給できる仕様になっており、ちょうどフィーチャーフォンの充電器の5VのACアダプターと電圧が同じことに注目した人達が、フィーチャーフォン用のケーブルを開発して、PCのUSBポートをフィーチャーフォンの充電に使い始めた。

その後USBのStandard-A端子を持つACアダプタが発売され、PCからではなくUSB ACアダプタにスマートフォンを接続して充電する、そういう使われ方が一般的になっていったのだ。

 だが、ACアダプタでは電源コンセントがあるところでしか充電できない。であれば、どこでも充電できるように…と企画され発展してきたのがモバイルバッテリー。フィーチャーフォン時代には充電に必要な電力も小さかったこともあり、乾電池だったりしたが、大容量の電力を必要とするスマートフォン時代にはリチウムイオン電池が一般的になり、現在に至っている。

 しかし、それでもPCを充電するというモバイルバッテリーは登場しなかった。というのも、従来のUSBの規格では、PCを充電できるほどの電力を供給することができなかったからだ。USB 2.0までは5V/0.5A=2.5W、USB 3.0では5V/0.9A=4.5Wしか規格上は給電することができない。その後、それ以上の給電ができる仕様も登場しているのだが、それでも30Wや45W、65Wといったもっと大きな給電を必要とするPCには十分ではなかったのだ。

 その状況を大きく変えつつあるのが、USB Type-C端子とほぼ同じタイミングで規定されたUSB PD(Power Delivery)と呼ばれる規格だ。USB PDは、従来のUSBの規格ではカバーできなかったような大容量の電力を給電する仕様。最大で100Wまでの電力を供給することが可能になっている。

このため、USB PDに対応したACアダプターでは、45W、65Wなどの大容量の電力を給電でき、PCを充電することも可能になっているのだ。もう1つ重要な事は、USB PDは標準仕様なので、USB PDに対応したACアダプタは、他社製のものであっても利用可能ということだ。

ただし、どれでも使えるかと言うとそうではなくて、少なくともPCが必要とする電力量よりも高い電力を供給できる必要がある。そうした条件は付くものの、純正のACアダプターしか使えなかった従来の状況から比べると飛躍的に自由度が増す、そういう時代になりつつある。

 実際、筆者はAppleが同社のMacBook Pro用に販売している61W USB-C電源アダプタ(MNF72J/A、7,400円/税別、Apple Store価格)とUSB-C充電ケーブル(2m) (MJWT2AM/A、2,200円/税別、同)を、LenovoのThinkPad X1 Yoga(Gen2)に利用している。

Lenovoの純正品であるLenovo USB Type-C 45W ACアダプター(4X20M26255、5,400円/税込、Lenovoオンラインストア価格)、Lenovo USB Type-C 65W ACアダプター(4X20M26271 、5,400円/税込、同)ももっているが、Appleの61W USB-C電源アダプタはケーブルが分離する形になっており、他の機器とUSB Type-Cのケーブルを共有できるという点を評価してこの組み合わせで使っている。

Lenovo純正品のLenovo USB Type-C 65W ACアダプタに比べてやや給電量は減るため、若干充電時間は長くなるが、それでもLenovo USB Type-C 45W ACアダプターよりも短い時間で充電できるため重宝している。

Lenovo純正品ではない、61W USB-C電源アダプタ(MNF72J/A)とUSB-C充電ケーブル(2m) (MJWT2AM/A)で、ThinkPad X1 Yoga(Gen2)を充電しているところ。20.3V/2.79A=56.637Wで充電できている。LenovoのType-C充電器がケーブルが分離できないのに対して、Appleのそれはケーブルが分離できるのが便利

 今後はこうした、メーカー純正品ではないACアダプタをPCでも使うということが当たり前になっていくだろう、そのための標準規格なのだから。そうなると、何がいいかと言えば、本体が必要とする給電量以上のUSB Type-C ACアダプタを購入すれば、どれでも使えるようになる。今だとACアダプタを家に忘れてきたことを空港で気がついたら、慌てて取りに帰るということになると思うが、これからは出先でUSB Type-CのACアダプタを買えば良い。

あるいは今までは同じメーカー同士でしか貸し借りできなかったが、今後は他メーカーのACアダプタでもUSB Type-Cであれば貸し借りできる、今のスマートフォンのUSB充電器がそうであるように。また、将来的にはホテルの部屋や飛行機に、USB PDの給電に対応したUSB Type-C端子が用意されており、それにつなげば充電できる、そういう時代になるだろう。

●60WのUSB PD給電に対応するZenPower Max。Core UなPCも楽々充電

 モバイルバッテリーの中にも、USB PDに対応した製品が登場しつつあり、それを利用するとUSB PDのACアダプタに対応したPCを充電することが可能になる。つまり、モバイルバッテリーを、ACアダプタの代替として利用することができるのだ。

 筆者が利用しているのは、ASUSTeK Computer(以下ASUS)の日本法人ASUS JAPANが販売するZenPower Maxだ。ZenPower Maxは昨年販売開始されたモバイルバッテリーで、96Whの大容量のリチウムイオンバッテリーを内蔵している。

Standard-AのUSB端子を2つ、USB Type-C端子を1つ搭載しており、前者はスマートフォンやタブレット(QuickCharge 2.0に対応)を、後者ではPCなどUSB PDに対応した機器を充電できる。

なお、ASUS JAPANのプレスリリースには一言もUSB PD対応とは書かれていないのだが、グローバルな製品情報にはUSB PowerDelivery対応と書かれているので、無論USB PD対応となる。

なぜ、ZenPower MAXを選んだのかというと、筆者が検討した時点では、日本で販売している他のUSB PD対応モバイルバッテリーはいずれも、USB Type-C/USB PDの出力電力が30Wまでで、ThinkPad X1 Yoga(Gen2)の45W以上のACアダプタに対応という本体側のニーズを満たすことができなかったからだ。

30Wでも充電できるPCは、DellのXPS 13 2-in-1のように、CPUに消費電力が少ないYプロセッサのCoreプロセッサを採用している場合が多く、一般的なノートPCに搭載されているUプロセッサのCoreプロセッサでは45W以上ということが多いのだ。

USB-CのACアダプタになるMacBook Proも、前出の61W USB-C電源アダプタ(MNF72J/A)がバンドルされているので、ACアダプタ利用時とあまり変わらない充電速度を実現するには、やはり60Wの出力が出せるZenPower MAXのようなUSB PD対応モバイルバッテリーが必要になる。 

容量は96Wh、ThinkPad X1 Yoga(Gen2)の規定バッテリーが56Whなので、1.8回分充電できる容量を備える。もちろん、バッテリーはへたるし、何よりも給電、充電の際にロスが発生するので、計算通りに行くわけではないが、一回分充電した後で残りを確認してみると、4つあるインジケータの2つが点灯しており、つまり25~50%の間の容量が残っていると確認できた。

専用のACアダプタは惜しいが、ZenPower Maxと組み合わせるとPCの駆動時間を1日に延ばせる

 このZenPower Max、ここまでの話しではかなりよさげに思えるかもしれないが、2つ弱点がある。1つはせっかくUSB Type-C端子があるのに、そこからはバッテリーそのものを充電することができないこと。充電には付属の専用ACアダプタを持って行く必要がある。

高速に充電できるメリットはあるのだが、そのためだけにわざわざ専用のACアダプタを持って行かなければならないというのはちょっと残念な仕様で、ぜひ次期モデルではUSB Type-CのACアダプタで充電できるようにして欲しい。

もう1つは重量だ。96Whという”モバイル”バッテリーとしては最大級の電力量のバッテリーを内蔵していることもあるし、ケースがとてもしっかりしているので、565gとモバイルバッテリーとしてはかなり重量級と言える。

その代わり多少手荒に扱っても安心なのは良いのだが、それでも565gはちょっと重い。筆者としてはPCを一回充電できればいいので、容量は半分ぐらいか2/3ぐらいで十分で、やや容量を減らして軽量化したモデルが欲しいところだ。

 こうしたZenPower Maxの使い方としては、普段はもって歩かず(重いし…)、必要だと想定される時だけもって歩くようにしている。というのも、筆者のThinkPad X1 Yoga(Gen2)、使い方にもよるが概ね6~8時間程度はバッテリーで利用できるため、2時間ぐらいの取材や会議+数時間のノマドワークぐらいであれば特にACアダプターが無くても問題ないし、そのノマドワーク時に充電すればバッテリー不測が頻発することはないからだ。

 しかし、時には1日ACアダプターにつなげない時もある。例えば、テクノロジーカンファレンスの取材などがその例で、1日朝から晩までプレゼンテーションを聞きながらPCでメモを取る時がある。そういう時は電源があるところに行ってる暇がなかったりするので、なんとかバッテリーだけで1日持たせないといけない。

かなり省電力に使えば8時間近く持つものの、朝8時~夕方18時までのカンファレンスとか言うときは厳しい。そういう時に、拡張バッテリーの代わりとして、ZenPower Maxを持って行っている。例えば、お昼ご飯を食べている時に、このバッテリーにつないでおけば、ほぼ0%の状態でも1時間ぐらいでほぼ80%ぐらいまで充電することができていた。これをもって歩けば1日以上PCを使い続けられる、そういう環境をゲットできるということだ。

 もちろん、だったら最初からPCにもっと大きなバッテリーを搭載してくれよ…と思うのはもちろん筆者もそう思うが、現状では大きなバッテリーを積むと、今度は重いと言われて売れなくなるという問題がある。そう考えればノートPCの設計者が大きなバッテリーを搭載できないのも道理で、そこは長時間が欲しいユーザーが工夫する必要があると筆者は考えている。

 その1つの手段として、今後PD給電可能なモバイルバッテリー、長時間駆動が可能なPCを必要としているユーザーには福音となるのではないだろうか。ぜひともZenPower Max以外にも、60Wや45Wといったより大電力を供給できるUSB PD対応モバイルバッテリーが登場することを期待して、この記事のまとめとしたい。

バッテリーの寿命を延ばす方法 – ThinkPad, Lenovo V/B/K/E series ノートブック

状況

“最大稼働時間” と “最大寿命”のどちらを使えばいいですか。

関係するシステム構成

  • ThinkPad
  • Lenovo

影響を受けるシステム

  • Lenovo B480, B580
  • Lenovo E49
  • Lenovo V480, V480s, V490u, V580
  • Zhaoyang E49, Zhaoyang K29, Zhaoyang K49
  • Edge 11, Edge 13, Edge 14, Edge 15
  • Edge E10, Edge E30, Edge E40, Edge E50
  • Edge E120, Edge E125, Edge E130, Edge E135, Edge E220s
  • Edge E320, Edge E325, Edge E330, Edge E420, Edge E420s, Edge E425, Edge E431, Edge E445
  • Edge E430, , Edge E430c, Edge E435, Edge E520, Edge E525, Edge E530, Edge E530c, Edge E535, Edge E531, Edge E545
  • Helix (Type 3xxx)
  • L410, L412, L420, L421, L430, L510, L512, L520, L530
  • Reserve Edition
  • R51e, R52, R60, R60e, R61, R61e, R61i
  • R400, R500
  • SL300, SL400, SL400c, SL410, SL500, SL500c, SL510
  • S430, S431, S531
  • T43, T43p, T60, T60p, T61, T61p
  • T400, T400s, T410, T410i, T410s, T410si, T420, T420i, T420s, T420si
  • T430, T430i, T430s, T430si, T431s
  • T500, T510, T510i, T520, T520i, T530, T530i
  • W500, W510, W520, W530, W700, W700ds, W701, W701ds
  • X1, X1 Hybrid, X1 Carbon (Type 34xx)
  • X32, X40, X41, X41 Tablet
  • X60, X60s, X60 Tablet, X61, X61s, X61 Tablet
  • X100e, X120e, X121e, X130e, X131e
  • X200, X200s, X200 Tablet, X201, X201i, X201s, X201 Tablet
  • X220, X220i, X220 Tablet, X220i Tablet
  • X230, X230i, X230s, X230 Tablet, X230i Tablet, X300, X301
  • Z60m, Z60t, Z61e, Z61m, Z61p, Z61t

オペレーティングシステム

  • 全てのオペレーティングシステム

対策

ThinkPadバッテリーは稼働時間(時)を最大にするか、交換が必要となるまでの寿命(年)を最大にするかを設定できます。 どちらでもお好きな方を選べますが、今日のバッテリー技術では、両方を同時に満足させることはできません。

どちらの最適化を選んでも、今日のバッテリー技術の制限では、バッテリーは消耗品となります。 例えば、ThinkPad本体はバッテリーより長く持ちます。

稼働時間の最適化 (時)

通常の既定のLenovo 省電力マネージャーのバッテリー保守の設定はバッテリーをフル充電するようになっています。 バッテリーの残量が96%になると充電を開始し、100%で停止します。 バッテリーによる稼働時間は選択した電源プランの設定により異なります。

あらかじめ定義された電源プランがいくつかあり、それらを必要に応じて修正することができます。 また、独自の電源プランを作成することもできます。 稼働時間を最高にするには、マックスバッテリーライフという電源プランを選択してください。

バッテリー寿命の最適化 (年)

バッテリーの性能が低下する主な原因は使用年数、充電サイクルの回数、フル充電の合計時間、高温です。

バッテリーをめったに使用しない場合にバッテリーの寿命を最大にするには、バッテリー充電の閾値を40%で充電を開始し、50%で停止するように設定し、ThinkPadが熱くならないように保ちます。 この閾値はLenovo 省電力マネージャーのバッテリー保守で調節できます。

バッテリーを頻繁に使用する場合は、85%から充電を開始し、90%で停止するように閾値を設定します。 これは100%まで充電し続けるよりもバッテリーの寿命に対して良い効果があります。

バッテリー寿命を最適化するもっとも単純な方法は、Power Managerのバッテリー保守で自動を選択してバッテリー充電の閾値の管理を任せることです。

Lenovo人気のバッテリー

レノボ 45N1023 交換バッテリー Lenovo ThinkPad X230 X230i X220 X220i 44++ 9-Cell バッテリー

レノボ 45N1023 交換バッテリー Lenovo ThinkPad X230 X230i X220 X220i 44++ 9-Cell バッテリー

充電池種類: Li-ion

容量: 8.4AH/94WH

電圧: 11.1V(Not compatible 14.8V)

レノボ 57Y4536 交換バッテリー Lenovo ThinkPad R400 ThinkPad R500 バッテリー

レノボ 57Y4536 交換バッテリー Lenovo ThinkPad R400 ThinkPad R500 バッテリー

充電池種類: Li-ion

容量: 2900MAH/32WH

電圧: 10.8V

指先ジャイロ 減圧指間こま玩具 ハンドスピナー 高速回転 人気な指遊び

2017年大注目のストレス解消グッズと言えば、これでしょう!

セイキンさん、瀬戸弘司さん、おるたなチャンネルさん等YouTube界でも話題です。

また既にアメリカでは大流行となっていて、

これから日本でぐんぐん知名度を上げること間違いないアイテムです!

 

ハンドスピナーの魅力は、なんて言っても指の上で回転する爽快感。

平気で3分以上もくるくる回転するものも多く、手持無沙汰な時に役立ちます。

感覚としては、ペン回しに近いですかね!

 

ハンドスピナー(指スピナー)とは

日本でもジワジワと来ているアメリカ発祥の玩具「ハンドスピナー(指スピナー)

次のような効果があるとされています。

  • ストレス解消
  • 暇つぶし
  • 脳トレ
  • 禁煙
  • 手持ち無沙汰

見た目も可愛い系からかっこいい系まで様々あり、値段も数百円~と手を出しやすいためコレクションアイテムとしても最適です。

ご使用方法につきましては:一方の手でスピナーをホールドし、他方の手で速く回転させ、小さな連続ストライクを使用して無期限に回転させ続けます。スピナーは、1本の指の助けを借りてだけ回転を開始および停止することができます。

 

減圧指間こま玩具 軽量 ストレス解消 暇つぶし 脳トレー ボールベアリング

可 用: 在庫有り(入金確認後 , 即日発送)

商品コード: WEB_SA4333

カラー:金色、銀色、ブラック、ブルー、ピンク

虹色指間ジャイロ ストレス解消 暇つぶし 脳トレー ボールベアリング 子供大人も満足

可 用: 在庫有り(入金確認後 , 即日発送)

商品コード: WEB_SA4335

人気な指間ジャイロ 指先ジャイロ 減圧指間こま玩具 三角純色

可 用: 在庫有り(入金確認後 , 即日発送)

商品コード: WEB_SA4336

カラー:ホワイト、黄いろい、赤い、緑、ブラック、ブルー

LED ハンドスピナー 指スピナー HAND SPINNER

可 用: 在庫有り(入金確認後 , 即日発送)

商品コード: WEB_SA4338

人気な指遊び 三角 集中力を高める 大人 子供

可 用: 在庫有り(入金確認後 , 即日発送)

商品コード: WEB_SA4340

カラー:金色、銀色、ブラック、ブルー、ピンク

コンピュータ上でACアダプタの電源がオンにならない、またはバッテリが充電されない

ACアダプタのLEDが消灯している、ACアダプタでバッテリを充電できない、PCによりACアダプタのタイプが特定されない、または認識されないなど、ACアダプタの問題のトラブルシューティング方法および解決方法を説明します。


ACアダプタ(一般的にはノートパソコン充電器とも言う)はノートパソコンが長時間動作するために十分な電力を供給し、ノートパソコンのバッテリを再充電するために使用されます。 ACアダプタ(充電器)が動作しない場合、ノートパソコンのバッテリが充電されず、バッテリ電源を使用せずにノートパソコンを動作させるための電力も供給されません。 ノートパソコンの電源問題は、ノートパソコンに2つの電源(ACアダプタ(充電器)とバッテリ)があるため複雑です。 ACアダプタが利用できない場合、電力はノートパソコンのバッテリから供給されます。

次のいずれかの症状が発生している場合、下記のトラブルシューティング手順に従って、ACアダプタ(充電器)とバッテリが正常に動作しているか検証します。

ACアダプタ: 次のACアダプタの症状が発生する場合:

  • ACアダプタでバッテリを充電できない。
  • ACアダプタでノートパソコンに電力を供給できない。ランプまたはLEDが点灯しない。
  • ACアダプタのLEDが点灯しない。
  • エラーメッセージ: (ACアダプタのタイプを認識できません。)(システムパフォーマンスが最適になりません。)

バッテリ: 次のバッテリの症状が発生する場合:

  • バッテリが長持ちしない。
  • バッテリのインジケータLEDが常時点灯または点滅しない。
  • PCでバッテリが認識されない。
  • バッテリの充電レベルが一定の割合で停止する。

ACアダプタ問題のトラブルシューティング

ノートパソコンのACアダプタ、ケーブル、アダプタ(DC)ポートの損傷の点検

ACアダプタのケーブルと電源ケーブルが摩耗し、切れ目ができ、ケーブルのいずれかの一端でワイヤが露出する場合があります。 これは、ケーブルをACアダプタに巻き付けたり、ケーブルに無理な力がかかったりしたことが原因です。 ワイヤが露出するほど損傷がひどい場合は、アダプタの使用を中止する必要があります。 ノートパソコンのACアダプタ、ケーブル、アダプタポートの損傷の点検

警告: デルでは、お使いのノートパソコンと互換性のあるデルブランドのACアダプタを使用することを推奨します。 デルでは、デル製ノートパソコンでサードパーティ製ACアダプタまたはバッテリを使用することは推奨しません。
  1. ACアダプタをコンセントから抜きます
  2. PCからACアダプタを取り外します。
  3. 物理的な損傷や過熱の兆候がないかどうか、ACアダプタとケーブル(電源ケーブルを含む)を確認します。
  4. プラグ内部のピンやアダプタポートに曲がり、破損、損傷がないか確認します。

警告:ACアダプタをPCから取り外すときは、ケーブルではなくプラグを掴んでください。

警告: デルのACアダプタは世界各国のコンセントに適合します。 ただし、電源コネクタや電源タップは国ごとに異なります。

警告: ACアダプタまたはケーブルが損傷している場合、すぐにACアダプタの使用を中止してください。

コンセントが正常に動作することを確認する

  1. ACアダプタをコンセントから抜きます
  2. コンセントに他のデバイスを接続して、コンセントが正常に動作しているかどうかを確認します。
  3. 正常なコンセントを使用します。
  4. ACアダプタをコンセントに直接差し込みます。
    サージプロテクタ、UPS(無停電電源装置)、パワースプリッタなどの電源レギュレータを通さないようにします。

待機電力を放電する

  1. ACアダプタをコンセントから抜きます
  2. PCの外付周辺機器類をすべて取り外します。
  3. バッテリを取り外します。 バッテリの取り外し方法の詳細については、PCのユーザマニュアルを参照してください。
    デル製ノートパソコンのバッテリが取り外しできない場合、次の手順に進みます。
  4. 電源ボタンを30秒間押して、PCから待機電力を放電します。
  5. バッテリを接続します。
  6. ACアダプタをPCに差し込みます。
  7. PCの電源を入れます。

待機電力が放電された後、ACアダプタでPCの電源が入らない場合、次の手順に進みます。

正しいUSB-C電源ポートに接続する(該当する場合)

USB-Cは、充電、周辺機器類の接続、およびデータ転送を実行するための一般的なクロスプラットフォーム標準です。 USB-C電源ポートを使用している超薄型のデル製PCを選択してPCを充電します。 PCに複数のUSB-Cポートが搭載されている場合は特に、USB-C充電器が充電とデータ転送を実行できる適切なUSB-Cポートに接続していることを必ず確認してください。

電源ケーブルとACアダプタを切断して再接続する

  1. ACアダプタをコンセントから抜きます
  2. PCからACアダプタを取り外します。
  3. 電源ケーブルをACアダプタから外します。
  4. 電源ケーブルをACアダプタにしっかりと接続します。
  5. ACアダプタのLEDが点灯しているか確認します。 点灯していない場合、互換性のある正常なACアダプタを接続してみます。

電源ケーブルとACアダプタを切断し再接続した後、次の手順に進みます。

ACアダプタのLEDインジケータを確認する

ACアダプタをリセットするには、次の手順に従います。

 

コンセントからACアダプタを抜いて15秒間待ちます。

PCからACアダプタを取り外します。

ACアダプタを正常なコンセントに差し込みます。

ACアダプタをPCに差し込みます。

ACアダプタのLEDインジケータを確認します。

メモ: LEDインジケータは、ACアダプタ本体またはアダプタ(DC)プラグにあります。

ACアダプタのLEDインジケータが点灯する場合、次の手順に進みます。

ACアダプタのLEDインジケータが点灯しない、またはPCに接続しているときに消灯している場合、デル・テクニカル・サポートにお問い合わせください。

ACアダプタのワット数を確認する

低ワット数のACアダプタを使用すると、エラーメッセージ(ACアダプタのタイプを認識できません。)(システムパフォーマンスが最適になりません。)」または(不明なまたは正しくないACアダプタが検知されました)」というエラーが表示され、節電するためにプロセッサー(CPU)の実行速度が低下したり、ノートパソコンのバッテリが充電されなくなったり時間がかかったり、ACアダプタが過熱したりする場合があります。

デル製ノートパソコンでは65 W(ワット)、90 W、130 W、180 W、または240 WのACアダプタを使用できます。 最適なパフォーマンスを実現するには、デル製ノートパソコン付属のACアダプタを使用します。 ACアダプタのワット数情報は、ACアダプタの底部にあるラベルに印刷されています。

スマホのメンテナンスって何をすればいいの?

スマホの外をメンテナンス!

ディスプレイと背面をクリーナーで拭きあげる

液体(ウェットティッシュタイプでもOK)のOA機器用のディスプレイクリーナーを使って

スマホの画面と本体背面を拭きましょう。

液体のクリーナーを使う時は眼鏡拭きなどの

柔らかいクロスに取ってから本体を拭くようにしてくださいね。

コネクタ部などに入っちゃうと故障にもつながりますので注意!

また、普通のウェットティッシュやティッシュで拭いてしまうと

細かい傷が付いちゃいますので使うのは控えた方がいいですよ。

スマホのケースを使っている方は

ケースもピッカピカに拭きあげちゃいましょう!

充電端子やイヤホンジャックを綺麗にする

スマホの表面が綺麗になったら次は普段あまり気にしない

充電端子とイヤホンジャックを綺麗にしましょう。

綿棒であまり力を入れないようにゴシゴシと汚れを取っちゃってください!

 指紋や雑菌が気になるならガラスコーティングをしてみる

スマホの画面はトイレの便器よりも汚いという話もありますし、

なにかしらの対策はしておきたいですよね。

効果があるのは抗菌対応のガラスコーティング剤を使うことです。

スマホの汚れや指紋を付きにくくしますし、

スマホを細かい傷から守ってくれます!

今度はスマホの中をメンテナンス!

1か月以上使ってないアプリを消そう

使ってないアプリを消してスマホの保存領域を空けましょう。

そうすることでスマホの動作が軽くなりますし、

これまでよりも快適にスマホを使うことができます!

アプリを消すかどうかの基準は1ヵ月以上使ってるかどうかで決めましょう。

1ヵ月使わなかったらほぼ使うことはないでしょうから

思い切って消しましょう!

 メールも不要なものは消そう

 写真や動画をGoogleフォトへ移そう

本体やSDカードに入っている写真や動画も

Googleフォトというクラウドサービスに預けて本体保存容量を空けましょう。

Googleアカウントを持っていれば無料で使うことができる上に、

容量無制限で写真と動画をバックアップすることができます!

キャッシュを消そう

キャッシュと呼ばれるスマホのデータ読み込み時間を短縮するデータがあります。

キャッシュは使えば使うほどどんどん溜まっていき、

保存容量を少しずつ圧迫していくので

定期的にキャッシュの削除をしましょう!

最後の仕上げにスマホを再起動しよう

最後にスマホを再起動させましょう。

定期的に再起動することでメモリを開放し、

本体の状態がリフレッシュされます。

できるだけ毎日再起動を掛けるといいですね!

スマホの調子がどことなく悪いときは

とりあえず再起動することで改善することがありますので

覚えておくと役立ちますよ!

まとめ

  • スマホ本体はティッシュ類を使わず、眼鏡拭きなどの柔らかいクロスを使う
  • スマホの保存容量を空けることでスマホの動作が軽くなる
  • スマホは定期的に再起動する

といったところですね。

こまめにメンテナンスをしてあげることが

スマホを綺麗な状態で長持ちさせる秘訣です。

貴方の相棒を大切にしてあげてくださいね♪

では、あなたのスマホライフに幸あらんことを!