ノートパソコン(PC)の電源が入らない!原因と対処方法

はじめに

パソコンなどの電子機器は、ある日突然、なんの前触れ無しに故障してしまうことがあります。

仕事やプライベートで使う、大事なノートパソコンで電源が入らない状況になったとき、下記の対応を覚えておくと、慌てずに済むかもしれません。

周辺機器をすべて取り外して、電源ボタンを押す

まずは、ノートパソコンに接続しているUSB機器などの周辺機器をすべて取り外します。

コンセントから抜くだけではなく、パソコン本体に直接接続している周辺機器のケーブルの方を抜くようにします。

すべて取り外せたら、もう一度電源ボタンを押してみます。

これで電源が入った場合は、再度、外した周辺機器を接続し直して電源が入るか確認してください。

もし、接続するとノートパソコンの電源が入らなくなる周辺機器があれば、ノートパソコンではなく、その周辺機器が原因である可能性が高いので、周辺機器のサポート窓口へ問い合わせてみましょう。

電源ケーブルを一度抜いて、再度挿し直す

以外に多いのが、電源ケーブルやバッテリーが抜けているのに気づいていない場合です。

接続していると思っていても、念のためすべてのケーブルを抜いてから、再度きちんと接続をし直してみます。

電源タップに接続している場合はタップ側に問題がある可能性があるので、電源ケーブルはタップではなく、直接コンセントへ接続し、電源が入るか確認してください。

これで電源が入れば、タップに問題があるということになります。

放電する

パソコンを長時間使用していると内部の部品に電気が溜まり、電源が入らなくなることがあります。

この場合は、パソコン内部に溜まった電気を放電すると、改善することがあります。

ACアダプタとバッテリをノートパソコンから外し、5分ほど放置します。

この動作が「放電」です。

放電後、接続し直して電源が入るか確認をしてください。

ACアダプタの取り外し方法は、機種によって異なりますので、必要の場合はそれぞれのメーカーのホームページや、取扱説明書を確認してください。

何をしても電源が入らない!

頑張って色々試してみたけれども、電源は入らない。

その場合はとても残念ですが、メーカーのサポート窓口に連絡するしか方法はありません。

「上記に記載の3つの対策を行ったが改善しない」ということを、サポートへ伝えるとスムーズに進みます。

おわりに

パソコントラブルは予兆がないのが非常に怖いところです。

いざという時のためにバックアップをこまめに取ることは、日々習慣付けておきましょう

正しく使ってバッテリパックを長持ちさせる

  • ご注意

バッテリは消耗品です。駆動時間が極端に短くなったり、充電ができない場合は、バッテリパックを取り外し、使用を中止してください。または速やかに新しい純正バッテリに交換してください。

  • 長期間使用しない場合はバッテリパックを取り外します

ノートPCを長期間使用しない場合は、バッテリ残量を50%程度にしてバッテリパックを取り外し、涼しいところに保管しておくとバッテリの寿命を長くすることができます。

バッテリを長持ちさせるには

  • 高温になる場所に放置しない

炎天下の自動車の中にバッテリを取り付けたノートPCを放置することは好ましくありません。盗難防止の意味でも、外出先ではなるべく携行し、涼しいところで保管しましょう。

バッテリの種類で長持ちのコツが違う

ノートPCのバッテリには、「リチウムイオンバッテリ」と「ニッケル水素バッテリ」があります。

お持ちのノートPCのバッテリパックに貼られているラベルで確認ができます。

  • リチウムイオンバッテリは80%充電を心がける
  • ニッケル水素バッテリはできるだけ使いきる

一ヶ月に一度以上の頻度で、バッテリを充電100%から0%近くに放電するまで連続して使用(または電源ONの状態で放電)しましょう

短時間の充放電を繰り返す使用はやめましょう

例えば、80%まで充電して50%まで使用するといった、結果的に充電回数が多くなってしまう使用方法を繰り返すとバッテリの劣化を早めてしまいます。また、例えば80%→50%まで使用した後に、80%まで充電してまた80%→50%まで使用するという使用方法を繰り返した場合、実際にはまだ50%の充電残量があるにもかかわらず、バッテリ切れになってしまうという状態になる場合があります。

この現象は、充放電する範囲を充放電の上限と下限として記憶してしまうような現象であることから「メモリ効果」と呼ばれており、メモリ効果の発生したバッテリは元の状態に復旧しません。

バッテリを外した状態でAC電源のみで使用しない

外したバッテリは自然放電しますので、うっかり長期間パソコン本体から取り外したままにした場合、過放電になり故障の原因にもなります。

すぐにバッテリがなくなる場合は?

  • バッテリの寿命(交換時期)の可能性があります

NECのノートパソコンでは、充放電回数500回、バッテリ容量半減をもってバッテリ寿命の定義としています。したがって、バッテリの駆動時間がカタログに記載の時間の半分以下になった場合は、寿命に達しているものと考えられます。

バッテリの寿命は使用環境、温度等によっても異なりますが、ACアダプタと併用し一般的な運用を行った場合には、約2年~3年で初期容量の50%になります。

バッテリの劣化状況を確認するには?

  • バッテリ・リフレッシュ&診断ツールで定期的にバッテリの劣化状況を確認

NECのノートPCには、バッテリの状態を確認できる「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」が添付されているので簡単に状態が確認できます。

詳しくはお使いのパソコンに添付のマニュアルをご覧ください。

※充電容量が30パーセント以下まで劣化した場合に充電を停止する機能を搭載しています(一部機種除く)。

※3か月間隔程度での定期的な実行を推奨します。

※一定期間未実施の時は、ポップアップでお知らせします。

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パソコン内にたまったほこりの掃除

最初に、パソコンの電源を抜きます。

まず、パソコン周りのほこりを掃除機で吸い取ってください。
ここで、ダストブロワーを使用します。
パソコンの横にある枠を外し、ダストブロワーを使って上から下に向かってほこりを取り除いてください。
ほこりは外側からパソコン内部に落ちていくことになるでしょう。
このほこりを掃除機で吸い取ります。
次に、後ろからパソコンの中に向かってダストブロワーを吹きかけ、ほこりを落としてください。

次に、CPUクーラーを掃除します。
ぬれたタオルなどで拭かず、ダストブロワーを使ってほこりを落としていきましょう。
あまりにほこりがひどいときは、掃除機で吸い取りながら掃除してください。
掃除が終わったら、電源を入れて問題がないか確認してみましょう。

パソコンを分解してきれいに掃除したくなる人もいるでしょう。
しかし、何度も分解して掃除すれば、故障の原因になります。
分解するときや組み立てるときに傷つける可能性もありますし、再度組み立てることで接触不良を起こすこともあるでしょう。
特に、機械にとって水分は大敵です。
分解してぬれたタオルで拭くことは、絶対にしないようにしましょう。
年に数回、ダストブロワーを使ってほこりを掃除するだけで十分です。

以上です、パソコン内にたまったほこりが多くになったら、パソコンが故障する確率も高くなります。ですから、定期的にパソコン内を掃除してあげましょう!

パソコンを処分するの注意点

パソコンは年々進化します。
家電の中でも最も寿命が短いもののひとつでしょう。パソコンは古くなるほど処分が難しくなるのです。パソコンは不用意に処分すると、とても危険なので、パソコンを処分する際の注意点をご紹介します。

必ずデータを消去しよう
パソコンは個人情報の宝庫です。パソコンを処分する際は、必ず内部のデータを消去しましょう。といっても、パソコン内のごみ箱に捨てるだけではダメです。パソコンの説明書には、処分する際のデータ消去の方法が書いてあります。専用のCD-ROMがついている場合もありますし、メーカーのサイトからダウンロードするように指示されていることもあるでしょう。それに従ってデータを消去してください。また、指示されている方法データを消去すると、データ復旧はとても困難になります。必要なデータは必ずバックアップを取ってください。「個人のパソコンなんて、ろくな情報が入っていない」と思う方もいるかもしれません。しかし、インターネット通販やインターネットバンキングを利用していた場合は、口座番号やクレジットカードの暗証番号が記録されているのです。このようなものを盗まれてしまえば、大変なことになります。また、写真などもネットにばらまかれれば回収できません。十分に注意しましょう。

パソコンが壊れていたり、重要なデータが入っていたりする場合は?
パソコンが壊れて立ち上がらないという場合は、HDDを取り出してみましょう。
パソコンのカバーを開ければ、すぐに分かる位置に設置されています。
この中に重要なデータが入っていますので、これを物理的に破壊すれば大丈夫です。
破片が飛び散らないようにビニール袋などにいれ、かなづちなどで何度もたたけば壊れるでしょう。しかし、「パソコンに詳しくないので、カバーの開け方もわからない」という場合や、「とても重要なデータが入っているのでより安全な方法でデータを消去したい」という場合は、パソコンのデータを消去してくれるサービスを行っている業者に依頼してください。有料ですが、確実にデータを消去してくれます。
必要ならば、「データを消去しました」という証明書も発行してもらいましょう。

何があなたのメディアキーはもはやキーボードの動作しないときに何をする

あなたのコンピュータ上の音楽を聴くのが大好き誰かしている場合は、メディアキー(再生、一時停止、ボリュームなど)、キーボードのあなたの最も重い使用するキーの一部。これらのキーは動作を停止した場合しかし、あなたは何をしていますか?まあ一つの選択肢は、使用している、これまでどのような音楽プレーヤーに移動し、ソフトウェア内のコントロールを使用することであるが、以上の上でこれを行うことは多くの時間を占めています。

ここで彼らは再び作業を開始するので、あなたのメディアキーを修正する方法です。

  1. [ スタートします
  2. 検索および「表示ローカルサービス」を選択します
  3. そのダイアログは、「ヒューマンインターフェイスデバイスへのアクセス」までスクロールし、それを開く開いたらそれは「スタート」をクリックしていない場合
  4. サービスが実行されていることを確認し、
  5. スタートアップの種類が 「自動」に設定されていることを確認します

あなたのキーがまだ作動しない場合は、コンピュータを再起動してみてください。コンピュータを再起動した後、彼らはまだ動作していない場合、私はあなたのすべてのドライバが最新であることを確実にしようとすることをお勧めします。

スマートフォンのキャッシュで容量不足?「キャッシュ」の基礎知識と削除方法

パソコンの世界では、アクセススピードをアップさせるためにキャッシュという仕組みを使っています。スマートフォンでも同じようにキャッシュを使っていますが、少し目的は異なります。今回は、スマートフォンのキャッシュについてご紹介いたします。

キャッシュって何?

そもそもキャッシュとは何でしょうか?

大まかな意味では、一度ネットワークでアクセスした、いろいろなコンテンツをパソコンやスマートフォンの内部に保存しておき、再度アクセスする際に保存した情報を活用して、アクセス性能をアップさせることを目的にしています。

最近では一昔と違って、ネットワークの速度も格段にアップされ、アクセス性能も良くなってきています。

スマートフォンの空き容量不足はキャッシュが原因?

スマートフォンを使っていると、いつの間にか空き容量不足になった経験はありませんか?

位置情報などリアルタイムで情報を取得する必要があるサービスの場合、ユーザの意志とは関係なく位置情報のデータをスマートフォンのキャッシュに保存するといったことをしているのです。

アプリのサービスにもよりますが、ほとんどの場合キャッシュされたデータは、不要になった時点で自動的に削除されます。但し、不要になっても削除しないアプリも多数存在していますので、注意が必要です。

スマートフォンのキャッシュを削除する方法

スマートフォンのキャッシュを削除する方法としては、以下のように2種類あります。

アプリ内にある「キャッシュクリア」で削除する

アプリ内に、「キャッシュクリア」「キャッシュ削除」といった機能が標準にあるものがあります。その機能を使うことにより、キャッシュの削除が簡単にできるようになっています。

アプリを一旦アンインストールする

「キャッシュクリア」などの機能がないアプリの場合は、キャッシュデータだけを削除することができません。その場合には、アプリを一旦アンインストールして再度インストールすることで、溜まっていたキャッシュを削除することできます。

但し、アプリによっては、再度のインストールで使っていたデータを元通りに使うことができないサービスもありますので、アンインストールする前にデータの取り扱いを調べてから実施する必要があります。

まとめ

スマートフォンの場合、メモリの容量に限りがあります。写真を多く撮影したり、動画を撮影したりすると、あっという間に容量がなくなってしまいます。

キャッシュデータを削除できるアプリの場合は、できるだけ削除しておくことをオススメします。そうすることで、空き容量も増やすことができ、使いたいときに自由に使うことが可能となるのです。

しかしながら、その分一度に入手するコンテンツのデータ容量も増えていますので、結果的には性能をアップさせる目的で使われていることは同じです。

そもそものキャッシュの目的とは?

例えばある会社のホームページにアクセスすると、そのホームページの画像や文字などの情報を全てパソコンに保存します。再度アクセスした際には、ハードディスク内にある情報よりも新しい情報がある場合、ネットワークで最新の情報を再び保存しておきます。

情報が変更されていないコンテンツの場合は、ネットワークから取り込まずに、ハードディスクにある情報を再度表示されます。そうすることで、時間短縮ができるという仕組みになります。

ログインIDやSNSなどの会話情報の保存

ログインIDやSNSなどの会話情報は、ネットワークに保管させずに、スマートフォンのキャッシュに保存されたままになっています。個人情報の取り扱いなどで、このような仕組みにしているサービスが多々あります。

スマートフォンでキャッシュされない情報とは?

逆に、スマートフォンでキャッシュされない情報も多くあります。SNSで共有する写真データやインターネットブラウザでアクセスされる情報は、スマートフォンにキャッシュされません。

スマートフォンの場合には、「アプリ」という形のサービスを利用することになりますが、アプリのサービスの中でもインターネットブラウザで利用できるサービスの場合は、スマートフォン内にデータとしてキャッシュされずに、サーバというネットワークにつながれた機器に保存される仕組みになっています。

例えば、パソコンでインターネットブラウザでログインして使うサービスでは、同様サービスから提供されているスマートフォンのアプリでも同じ情報を表示することができるため、キャッシュしない仕組みにしています。

まさかパソコンが動かない!起動しない時に確認しておきたいポイント

パソコンの電源を入れても動かなかったり、画面が映らなかったりすることはあるものです。パソコンが起動しない原因はさまざまなものがありますが、問題によっては簡単に直せる場合も意外と多いものです。急なトラブルで慌ててしまわないためにも、どう対処していけばいいかを見ていきましょう。

電源にまつわるトラブルが原因の場合

デスクトップ型のパソコンであれば、電源ボタンを指で押し込むとアクセスランプが点灯します。しかし、このランプが点かない状態であれば電源まわりに問題があると考えていいでしょう。

電源スイッチの接触不良

電源スイッチが入らない原因として考えられるのは、接点となる部分に汚れやゴミが溜まってしまっている点です。スイッチが押し込まれた状態で引っかかってしまっていることも考えられます。この場合にはパソコン本体を開いて対処していく必要があるでしょう。「接点復活スプレー」というものがあるので、汚れやゴミが原因で動作しない場合にはスイッチの接点部分にスプレーを吹きかけてみましょう。そうすることで、正常に動作することもあります。

電源スイッチが引っかかったままの状態であるなら、裏側からドライバーで押し出してみてください。それでも反応がない場合にはスイッチそのものを取り換える必要があります。インターネット通販で購入できるテストスイッチがおすすめです。元の電源スイッチを接続されているコードから外して付け替えるだけの作業なので、とても簡単に取り換えられます。電源スイッチは通電させることを目的としているため、プラス・マイナスを気にする必要はないため、そのまま取り換えてみましょう。作業をする時には必ず、コンセントから電源コードを抜くようにしてください。

電源ユニットが故障している場合

低価格のパソコンだと意外と電源ユニットは壊れてしまいやすい部品の1つです。壊れてしまった電源ユニットは自分で交換をすることができます。ただ気をつけておきたいのは最大出力量とサイズ、端子の種類をきちんと把握することです。適切な電源ユニットを用意できれば、交換自体は作業的にとても簡単です。各種コネクタに差し替えてしまえば、それで交換完了となります。

コネクタの差込みが甘くなっている場合

パソコンは電気製品ですから、コンセントが抜けていたりすると当然ながら電源は入りません。パソコン本体に電源コードがしっかりと差し込まれているかを確認しましょう。差し込まれているように見えても、実は抜けかかっている状態というのは案外あるものなので、一度パソコンから抜いてきちんと差し込んでみましょう。

またパソコンの本体内部に電気が溜まっていて、電源が入らない場合もあります。その場合には数分放置して放電させてから、電源を入れ直すようにしてみましょう。

ACアダプタの故障が原因の場合

ACアダプタ自体に問題はなくても、経年劣化によってコードが断線してしまっていることはあるものです。ノートパソコンではコードを束ねる頻度が多いと断線してしまいやすくなります。コードに問題があるかどうかを見極めるには、折り曲げたり伸ばしたりすることで電源ランプがチカチカと点滅するなら、コードに問題があると考えてかまいません。またACアダプタにコンセントがきちんと差し込まれていないケースもあるので、正しく接続されているかを確認してみましょう。

ACアダプターを交換する場合は、アダプター本体の裏側を見て「OUTPUT」と書かれている出力電圧を確かめましょう。その電圧と同じ物を購入すれば大丈夫です。

ケーブルまわりが原因となっている場合

パソコンの電源は入るのに、画面がつかないケースもあります。パソコンにはいくつかのケーブルが接続されています。モニターのケーブル・モニター電源ケーブル・HDDなどのドライブ用ATAケーブルの3種類です。モニターケーブルは特に外れやすいので、きちんと接続されているかを確認しましょう。断線している可能性もあるので、交換を検討することも大切です。

OSが破損することでパソコンが起動しない場合

パソコンを起動させるためには電源まわりだけではなく、WindowsなどのOSが必要です。電源ボタンを押した時に「Operating System not found」という表示が出てくる場合には注意が必要です。これはOSが見つからないというメッセージですが、コンピューターウイルスなどの攻撃を受けるとパソコンが起動しなくなることがあります。

この場合には、リカバリーディスクによって再インストールすることで問題を解決できます。DVDドライブにリカバリーディスクを入れてパソコンを起動させましょう。ディスクが自動的に読み込まれるため、画面に出てくる表示に従ってOSを修復していってください。パソコンまわりでトラブルが発生した時には、とにかく慌てずに冷静になって原因を探っていくことが大切になります。

スマートフォンと携帯電話の違いはここ

「まだガラケー。ただ、スマートフォンは気になっている。だけど違いがわからない」「スマートフォンユーザーだけど、考えてみれば、今までの携帯電話と一緒の使い方をしている」というように、立場は違えども、「従来の携帯電話とスマートフォンの違い」について考える人も多いのではないでしょうか。違いがわからなければ、正しく商品を選ぶこともできません。そこで今回はこの2つの違いについてみていきましょう。

スマートフォンの普及率はどれくらい?

かつては、「携帯電話」と言えば、いわゆる「ガラケー」を指すことが一般的でした。

平成11年には、この従来型の携帯電話の普及率も67.7パーセントであり、3割以上の人が固定電話に頼っていたと考えられます。

スマートフォンが目立ち始めるようになったのは平成18年からであり、その前は「スマートフォン」という言葉自体、一般的ではありませんでした。

しかしこのようなデータは、現在では大きく様変わりしています。携帯電話の普及率は全体の94.8パーセントと、95パーセントに届きそうな勢いです。

そのなかの62.6パーセントはスマートフォンを使っているため、ガラケーは「少数派」になっているという現状があります。

ちなみに、スマートフォンが、6割を超えるようになったのは、平成25年からです。(「年末」での集計)

「ガラケーはガラパゴスケータイ」と言われており、いかに少数派のイメージがある人も多いかもしれませんが、実際にはガラケーはまだまだ残存しています。

便利なアプリ、フリック入力が魅力

スマートフォンと携帯電話の違いを考えるためには、まずそれぞれのメリットと弱点を考えなければいけません。

スマートフォンのメリット

スマートフォンの特徴は、その操作性のよさにあります。フリック入力ができるのはスマートフォンならではの特権であり、指先一つで手間なく文字入力ができる、というのが大きな魅力です。

また、何よりも、スマートフォンには豊富なアプリがそろっています。かわいらしい動物を集めて和むアプリや、LINEなどに代表される通信アプリ、それからゲームなどもたくさんあります。

これらのほとんどは、「基本的には無料(課金ができるタイプもあります)で利用できる」という特徴もあります。お金をかけずにさまざまなツールを利用できることは、スマートフォンの大きな魅力であると言えるでしょう。

また、スマートフォンは、ガラケーに比べて格段に「仕事がしやすいツール」でもあります。パソコンでホームページを見るときと同じように、画面がサクサク動きますし、メールのチェックなどが容易です。

このため、仕事の場においても利用しやすいという魅力があります。

スマートフォンの欠点

一方、スマートフォンにも欠点があります。それが、「スマートフォンは電池の消費量が激しい」という点です。スマートフォンは一台でいろいろなことができる、非常に便利なものです。しかしその分、消費電力もとても大きいのです。

また、プランにもよりますが、一般的に、スマートフォンは携帯電話に比べて料金が高くなりがちです。加えて、セキュリティ面での不安を挙げる専門家もいるため、この点にも注意が必要です。

丈夫、シンプル、長く使える。ガラケーの魅力

スマートフォンのお話をしてきましたが、ガラケーの場合はどうなのでしょうか。

ガラケーの魅力

また、あまり取り上げられることはありませんが、ガラケーは比較的丈夫です。スマートフォンとは違い、「折りたためる」という機能があるため、画面を保護しやすいという特徴があります。

ちなみに、セキュリティを重んじる会社や業界の場合、「情報が持ちだされる危険性を減らすことができる」という点から、カメラ機能などがまったくついていないガラケーを採用しているケースもあります。また、価格も安いです。

ガラケーは、そのバッテリーのもちの良さ、価格の安さ、頑丈さなどから、工事現場に行く人などに愛されています。

ガラケーの欠点

ただしガラケーの場合、スマートフォンに比べると不便な点も多いです。

スマートフォンの方が優勢になった今、ガラケー向けのサービスも次々と終了していっています。メールなども、今はかろうじてガラケーで見られるものもありますが、これらもそのうち終了してしまうかもしれません。画面が小さく、見づらいのも難点です。

バッテリーの寿命を延ばす4つの方法と心がけ

1.フル充電で長期保存しない

リチウムイオン電池にとって、フル充電は最も負荷が掛かっている状態です。すぐに使いたい場合に備えてフル充電での長期保存をしてしまう人は多いと思いますが、バッテリーは50%程度まで使った段階で継ぎ足し充電をするのが理想的です。

また、しばらく使用しない場合も50%程度まで放電しておいたほうが負荷が軽くなり、バッテリーの交換時期を延ばすことができます。

2.高温状態をできるだけ避ける

リチウムイオン電池は高温に弱いという性質を持っているので、使用中または保存中の温度が高温にならないように意識してください。

真夏の車の中はとても高温になります。そんな日に車の中にノートパソコンを放置するのはダメージが大きいので避けましょう。

また、これはやっている方が多いと思いますが、充電しながら使用するのも実はNGです。フル充電の状態で、しかも充電による温度上昇というダブルパンチになるためバッテリーの交換時期を早めてしまいます。

3.各メーカーのバッテリーメンテナンスアプリを活用する

大半のノートパソコンには、各メーカーのバッテリーメンテナンス用のアプリが入っています。東芝の「TOSHIBA ecoユーティリティ」など個別のアプリとして提供されている場合や、Mac OSの機能として提供されている場合など形はさまざまですが、おおむね機能は似ています。

これらのサービスにはバッテリーを長持ちさせるためのモードがあるので、それを利用するとバッテリーの寿命を伸ばすことができます。

4.OSの機能でモニターの明るさを調整する

モニターは大量の電力を消費するため、モニターの明るさを調整することで電力消費を抑え、バッテリーへの負担を軽減することで結果として交換時期を延ばすことができます。

まとめ

ノートパソコンにとってバッテリーは不可欠の重要なパーツですが、消耗品なのでいつかは劣化して使えなくなってしまいます。そのため全てのノートパソコンユーザーにとってバッテリー交換は他人事ではなく、ここでその方法を解説しました。

突然のシャットダウンでハードディスクを痛めたり、作業中のデータを紛失することのないよう、「バッテリーを交換してください」というメッセージがパソコンに表示されたら、速やかにバッテリーを交換しましょう。

またバッテリーの寿命を伸ばすために、日頃から以下の行いを心がけましょう。

  • l フル充電で長期保存しない
  • l 高温状態を避ける
  • l バッテリーメンテナンスアプリを利用する
  • l OSの機能でモニターの明るさを調整する

ノートパソコンのバッテリー交換 5つの基本

1.ノートパソコン用バッテリーの仕組みと交換時期

ノートパソコンには必ずバッテリーが装着されています。これにより電源につないでいなくても一定時間は利用が可能で、いつでもどこでもパソコンを利用できます。

ほとんどの機種ではディスプレイとの付け根部分の裏側に装着されています。簡単に取り外しが可能で、取り外すと意外に重いためノートパソコンの重量の大半がバッテリーであることを実感できます。

このバッテリーは、「セルバッテリー」と呼ばれています。内部にはセルと呼ばれる電池が並べられていて、その電池は乾電池のような円筒型をしています。

セルバッテリーを横から見ると、その形からも内部に円筒型の電池があることが想像できます。

この内蔵されている電池は現在、ほとんどの機種でリチウムイオン電池が採用されています。そのため、内蔵されているリチウムイオン電池が寿命を迎えた時が交換時期となります。

使い方やバッテリーが置かれている環境によって大きく異なるため「何年が目安」という表現はできませんが、バッテリーの持ちが悪くなってきた(短時間しか持たない)と感じたら交換時期が近づいているサインです。

2.リチウムイオン電池の特徴

大半のノートパソコンのバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は、名称の通りリチウムという物質が使われておりリチウム原子の電子の移動によって充電と放電を行っています。

リチウムイオン電池が普及する前はニッケルカドミウム(ニカド)電池が主流でした。このニカド電池にはメモリ効果といって充電の途中で使用すると次第にその「途中」が充電の上限になってしまう性質がありましたが、リチウムイオン電池にはその特性がなく、より性能の高い充電池です。

その一方でリチウムイオン電池にはフル充電で長期保存をすると劣化しやすい、高温に弱いため温度によって劣化が早まるなどの特徴があります。

3.バッテリー容量の見方

ノートパソコンのバッテリー容量は、そのバッテリーに表記されています。容量が大きいほどフル充電から長時間利用できることになるので、この数値はバッテリーの駆動時間の目安としても用いられています。

バッテリーを取り外してみると、バッテリーのどこかに記載があります。

この数値によってどれくらいの駆動時間が得られるのかというのは、パソコンの消費電力やパソコンで行う作業、処理によって大きく異なります。そのため換算する明確な方法はありませんが、バッテリー交換する際にはこの数値が容量を示しているということを知っておいて損はないと思います。

なお、一般社団法人電子情報技術産業協会が「JEITAバッテリ動作時間測定法」というガイドラインを設けています。あくまでも目安ではありますが、この算出法によってバッテリーの駆動時間を算出することはできます。

4.「バッテリーを交換してください」というメッセージが出たら

ノートパソコンを利用していて、「バッテリーを交換してください」というメッセージが何度も表示されるようになったら、バッテリーの寿命が近づいているサインです。

ノートパソコンを電源につないだままでしか使わないという方であれば緊急の問題ではありませんが、外出先などで使用する場合はバッテリーの劣化によって突然のシャットダウンが起きる可能性もあります。

突然のシャットダウンはハードディスクを傷める可能性や、大切な編集中のデータを失うことにもつながるので早めのバッテリー交換を行ってください。

電源につなぎっぱなしで使用する方であっても、ノートパソコンのバッテリーには突然の停電が起きても電源を維持する役割もあります。万が一の事態に備えて、「バッテリーを交換してください」というメッセージには従うようにしてください。

5.バッテリーを劣化させる大きな2つの要因

パソコンのバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池には、2つの大敵があります。

バッテリーの大敵1 温度

1つ目は温度です。リチウムイオン電池は高温に弱く、高温状態で使用したり保存していると劣化が早まります。リチウムイオン電池はノートパソコン以外にもスマホなどでも幅広く利用されていますが、スマホをポケットに入れていると体温によって温度が上がり、バッテリーの劣化を早めるのでこちらも参考にしてください。

バッテリーの大敵2 フル充電

もう1つは、フル充電です。パソコン利用者にとってフル充電は理想的な状態ですが、バッテリーにとってはリチウムイオン電池に負荷が掛かっている状態でもあります。フル充電で長期保存するとバッテリーへの負担が劣化を早めてしまいます。

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