はじめに
パソコンなどの電子機器は、ある日突然、なんの前触れ無しに故障してしまうことがあります。
仕事やプライベートで使う、大事なノートパソコンで電源が入らない状況になったとき、下記の対応を覚えておくと、慌てずに済むかもしれません。
周辺機器をすべて取り外して、電源ボタンを押す
まずは、ノートパソコンに接続しているUSB機器などの周辺機器をすべて取り外します。
コンセントから抜くだけではなく、パソコン本体に直接接続している周辺機器のケーブルの方を抜くようにします。
すべて取り外せたら、もう一度電源ボタンを押してみます。
これで電源が入った場合は、再度、外した周辺機器を接続し直して電源が入るか確認してください。
もし、接続するとノートパソコンの電源が入らなくなる周辺機器があれば、ノートパソコンではなく、その周辺機器が原因である可能性が高いので、周辺機器のサポート窓口へ問い合わせてみましょう。
電源ケーブルを一度抜いて、再度挿し直す
以外に多いのが、電源ケーブルやバッテリーが抜けているのに気づいていない場合です。
接続していると思っていても、念のためすべてのケーブルを抜いてから、再度きちんと接続をし直してみます。
電源タップに接続している場合はタップ側に問題がある可能性があるので、電源ケーブルはタップではなく、直接コンセントへ接続し、電源が入るか確認してください。
これで電源が入れば、タップに問題があるということになります。
放電する
パソコンを長時間使用していると内部の部品に電気が溜まり、電源が入らなくなることがあります。
この場合は、パソコン内部に溜まった電気を放電すると、改善することがあります。
ACアダプタとバッテリをノートパソコンから外し、5分ほど放置します。
この動作が「放電」です。
放電後、接続し直して電源が入るか確認をしてください。
ACアダプタの取り外し方法は、機種によって異なりますので、必要の場合はそれぞれのメーカーのホームページや、取扱説明書を確認してください。
何をしても電源が入らない!
頑張って色々試してみたけれども、電源は入らない。
その場合はとても残念ですが、メーカーのサポート窓口に連絡するしか方法はありません。
「上記に記載の3つの対策を行ったが改善しない」ということを、サポートへ伝えるとスムーズに進みます。
おわりに
パソコントラブルは予兆がないのが非常に怖いところです。
いざという時のためにバックアップをこまめに取ることは、日々習慣付けておきましょう