バッテリーの寿命を延ばす4つの方法と心がけ

1.フル充電で長期保存しない

リチウムイオン電池にとって、フル充電は最も負荷が掛かっている状態です。すぐに使いたい場合に備えてフル充電での長期保存をしてしまう人は多いと思いますが、バッテリーは50%程度まで使った段階で継ぎ足し充電をするのが理想的です。

また、しばらく使用しない場合も50%程度まで放電しておいたほうが負荷が軽くなり、バッテリーの交換時期を延ばすことができます。

2.高温状態をできるだけ避ける

リチウムイオン電池は高温に弱いという性質を持っているので、使用中または保存中の温度が高温にならないように意識してください。

真夏の車の中はとても高温になります。そんな日に車の中にノートパソコンを放置するのはダメージが大きいので避けましょう。

また、これはやっている方が多いと思いますが、充電しながら使用するのも実はNGです。フル充電の状態で、しかも充電による温度上昇というダブルパンチになるためバッテリーの交換時期を早めてしまいます。

3.各メーカーのバッテリーメンテナンスアプリを活用する

大半のノートパソコンには、各メーカーのバッテリーメンテナンス用のアプリが入っています。東芝の「TOSHIBA ecoユーティリティ」など個別のアプリとして提供されている場合や、Mac OSの機能として提供されている場合など形はさまざまですが、おおむね機能は似ています。

これらのサービスにはバッテリーを長持ちさせるためのモードがあるので、それを利用するとバッテリーの寿命を伸ばすことができます。

4.OSの機能でモニターの明るさを調整する

モニターは大量の電力を消費するため、モニターの明るさを調整することで電力消費を抑え、バッテリーへの負担を軽減することで結果として交換時期を延ばすことができます。

まとめ

ノートパソコンにとってバッテリーは不可欠の重要なパーツですが、消耗品なのでいつかは劣化して使えなくなってしまいます。そのため全てのノートパソコンユーザーにとってバッテリー交換は他人事ではなく、ここでその方法を解説しました。

突然のシャットダウンでハードディスクを痛めたり、作業中のデータを紛失することのないよう、「バッテリーを交換してください」というメッセージがパソコンに表示されたら、速やかにバッテリーを交換しましょう。

またバッテリーの寿命を伸ばすために、日頃から以下の行いを心がけましょう。

  • l フル充電で長期保存しない
  • l 高温状態を避ける
  • l バッテリーメンテナンスアプリを利用する
  • l OSの機能でモニターの明るさを調整する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です